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朝ドラ「虎に翼」制作統括・尾崎裕和さんロングインタビュー《後編》今後の注目人物は桂場さん(松山ケンイチ) 美佐江(片岡凜)エピの回収は?

iza(イザ!) / 2024年8月30日 18時0分

――岡田さんの役に対する意気込みを感じたのはどんな時でしたか?

「総力戦研究所のシーンをイメージ回想として描いたのですが、当時の研究生として軍の上層部にこのまま開戦していいのかと訴えるところで話す言葉について、こだわってじっくり演出と話し合ってやっておられたので、そこが星航一にとっても演じる岡田さん自身にとっても重要なキーになるシーンだと感じているように見受けられたのはとても印象に残っています」

――朝ドラファンにおなじみの毎田暖乃さんの起用理由を教えてください

「『おちょやん』ですてきな幼少期をやっていただいて、他局のドラマでもいいお芝居をされていて、今作のチーフ演出で『おちょやん』も演出していた梛川善郎からの、優未の中・高生時代、思春期をやっていただくのにベストなんじゃないかという推薦が決め手になりました」

片岡凜のSNSでの出演予告「解禁破りではありません」

――個性的なキャラクターが多い作品ですが、なかでも新潟編の森口美佐江は、片岡凜さんの好演もあって異彩を放っていました。この役に片岡さんを起用した理由と、実際に演技をご覧になった感想を

「NHKのドラマにも出ていただいていて、お芝居もすてきでしたし、X(旧ツイッター)での投稿も個性的で聡明に感じられて、『いろいろなことを考えてらっしゃる方だな』という印象がありました。美佐江は、大人の立場から見るとどんなことを考えているのかわからない少女という役柄ですので、キャラクター的にも片岡さんがやってくれるとすごくハマって面白いんじゃないかなと思ってお願いしました。朝ドラ初出演ということもあって、演出担当とじっくり相談しながら作ってらっしゃったので、結果的にとてもいい美佐江役になったと思います」

――公式に出演決定が発表される前に、片岡さんが自身のXで言及したことにも注目が集まりましたが、この投稿については事前に局のほうに知らされていたのでしょうか?

「実は情報解禁のラインをざっくりと設けていまして、自由に発表していい時期について、片岡さんのところも含めて所属事務所に伝えていました。まとめてキャストを発表することもありますが、新潟編については高橋さん以外の皆さんはご自身のタイミングで出していいということにしていましたので、解禁破りということではありません」

――登場後も、役柄になりきったようなポストが朝ドラファンを楽しませていますが、こういった片岡さん自身によるSNSでの展開は、キャスティングの時点で期待されていましたか?

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