朝ドラ「虎に翼」石田ゆり子、まさかの犬役熱演でネット爆笑 “脳内劇場”でガブガブと岡部たかしにかみつく「衝撃的なかわいらしさ」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第17話が23日、放送され、ヒロインの母親、猪爪はるを務めている石田ゆり子が劇中劇で「犬役」を熱演。大の動物好きとして知られる石田の演技に多くの視聴者が注目した。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優、伊藤沙莉が主人公の猪爪寅子を演じている。ドラマは第4週「屈み女に反り男？」（第16～20話）が放送中で、ある日、腰を痛めた教授、穂高重親（小林薫）の代理として、民事訴訟法が専門の弁護士で、寅子の同期、大庭梅子（平岩紙）の夫である徹男（飯田基祐）が講師としてやってきた。寅子は、普段は柔和で朗らかな梅子の表情が「スンっ」とした真顔になっていることに違和感を覚えた。

徹男の授業の内容は、未婚の女性が犬にかまれて顔に大けがを負ったことを両親が訴えた事件を取り上げたものだった。寅子が事件のイメージを膨らませて“脳内劇場”を繰り広げると、資産家の甲（永瀬矢紘）が飼っているポチ役として、石田が登場。ポチは闘犬にも使われる大型犬で、普段はおとなしい犬だが、たまたま通りかかった女性の乙（岡部たかし）を襲い、「ガブガブ」といってかみついた。そこで徹男から、乙が「町一番の美人」という補足情報が出ると、乙のイメージは森田望智にチェンジ。上川周作演じる父親、仲野大賀ふんする母親が憤慨し、甲を訴えるという再現映像だった。

本作で度々流れる、猪爪家総出演の脳内劇場だが、石田が見せた熱演に視聴者は爆笑。SNSで「今週のお母ちゃんはポチ役でww」「ゆりちゃん…犬役まで…」「石田ゆり子に犬をやらせる、朝ドラよ」「今日はポチが衝撃的なかわいらしさでした」などと話題になった。