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都知事選 小池百合子氏インタビュー 議会のドンに牽制球

Japan In-depth / 2016年7月11日 8時29分

 

安倍:そうですね。

 

小池:まぁ、タイトルに冒頭解散と書いちゃったこともあるけど、とにかく、私はこれで一石を投じたと思っている。

 

安倍:議会に対する牽制球ですか?

 

小池:ターゲットがどこか、ということを明確にするという意味です

 

安倍:それは(自民党の)都連ですね?

 

小池:都連の一部ですね。

 

安倍:都連の一部、それを明確にしたと。名前は出さないけど

 

小池:それは出しませんけれども。議会のドンです。

 

安倍:でも聞いている人は分かる。

 

小池:でも一般の方は、都連が何が何だかわからないでしょ?で、都議会の方々も現状を憂いておられる方もいます。ある意味彼らの思いを代弁したい思いもあります。

 

安倍:なるほどね。

 

小池:要は組織としてのガバナンス、の話ですね。

 

安倍:それが効いていないと。

 

小池:ガバナンスが効き過ぎていると言った方がいいかもしれない。

 

安倍:逆にね、負のガバナンスが・・・。

 

小池:そう、そうですね。

 

安倍:(議会で)不信任案が出るんじゃないか、という、何か情報があったんですか?

 

小池:要は、システムとしての話です。もうひとつあります。不信任絡みで言うならばね、リオ・オリンピック後、次の四年後のですね、知事選の時に、ちょうどオリンピックと微妙な重なりになります。であるならば、今回任期を三年半にすればどうか、と提言もしました。ただ法的には結構難しいんです。国民投票までいっちゃう話なのでね、憲法95条です。しかし色々工夫はしましょうよ、ということを私は提唱しているわけです。国民投票について、より身近にするのも必要かと。

 

安倍:なるほどね。

 

小池:やっぱりその方が全体が4年後の東京五輪もスムーズに行くんじゃないかな、と思いますね。

 

安倍:あえてその、一石を投じるという・・

 

小池:三年半過ぎた頃に、あえて不信任をぶつけてもらう(笑)

それが正義がどうか分かりませんけれども。できれば、都議会の方々も、協力していただいて。都民はそのことには賛成すると思いますね。

 

安倍:なるほど、さっきテレビで、この週末に世論調査をやって、小池さんが圧勝だという数字がでれば、自公相乗りになるんではないかと、

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