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都知事選 小池百合子氏インタビュー 議会のドンに牽制球

Japan In-depth / 2016年7月11日 8時29分

 

安倍:それ興味深いですね。

 

小池:ただまぁ、いろいろ規制はありますから。だから考え方ですよね。

 

安倍:そうですね。待機児童問題は?

 

小池:待機児童については、これは何万人というのがね、七千人とか八千人とかいう数字があるけれども、働くママさんが増えれば、女性が活躍して経済的な収入も得るということで、それは良いことだと思います。で、やはりこれから、仕事か子育てか選択を迫るっていうことはね、間違っていると思うんですね。ですから、その両方がね、他の国だったら容易にできることが、日本でできないのはやっぱり問題があるわけで、でそこのところは待機児童もゼロということで、その受け皿を作ると。

今朝ほどもですね、小岩の小規模保育をみてきました。14人の子供に、総勢11人かな、保育士さんがついて。保育士さんがね、あの待遇よくしてくださいね〜って言っていましたけれど、やっぱりそういうところにお金をつぎ込むと、5万人だとしてもね、だいたい150億だと思うんです。

いずれにしてもその待機児童関連の予算というか、保育所関連の予算というのは、確か650億くらいね。それにあと150億つければ、5万人収容できると言ったらね、150億と言ったら、都の予算でいったら瞬きくらいですよ。その意思を持つということですよね。

 

安倍:病児保育。川崎市は、すべての区に、病児保育所があるんです。病児って、すごく女性が働くのに阻害要因になるんですよね。そういうのもぜひ取り組んでいただきたいなと。働く女性の問題ですよね。

それから、社会保障の負担がやっぱりものすごく増えていくじゃないですか?これはどう考えても財政を圧迫して行きますよね?

 

小池:基本的に、お年寄りといっても元気なお年寄りが圧倒的に多いんですよ。最後のどこかの段階で、病床に伏す事はありますけれども。だから日本人ってやはり働き続ける事は健康を保つ事みたいな、そういう世代ですから、いろんな働く場所を確保、もしくはつくるということだと思いますね。

 

安倍:次に防災インフラですが、首都直下なんかになった時の首都高の問題とか。そういう老朽インフラの問題なんかはどうしますか?

 

小池:それは早急に進めて行く。2020年までにですね、公共の重要な建造物については、早急に耐震化を進めていくということだと思います。一週間くらい前だったか10日くらい前だったか、震源地、豊島区って出て、びっくりして。23区で、わたしかなと思ったりして。

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