1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

都議会との関係が焦点 若狭勝衆議院議員インタビュー その2

Japan In-depth / 2016年8月5日 7時0分

若狭:今回の選挙戦も、インターネットを通じて、要するに、明日はここで演説を行いますというのを告知すると。それによって多くの人が来て頂いた、と。いわゆる組織の場合は動員と言って組織の上の方の人が何人集めて来いと、どこどこに行くように、って言って。

安倍:徴兵制(笑)

若狭:動員をかけるんですけど、そういうことは今回、組織がないので一切なくて、まさしくSNS、インターネットを通じてってことですから。非常に新しい、大きな力が今回はあったと思いますし。ちょっとずれるかもしれませんが、選挙ってよく「為書き」っていうのがあるんですよ、大きなポスターみたいなので。必勝、誰々さん、選挙中の人、本当に壁に、貼れないくらいばーって。あれって結構お金もかかるんですけど。ああいうのって本当に必要なのかなって思っているのがあって。今回の小池候補の事務所には一切、為書きももちろんないし、寄付も全然、受け付けてなかったんですよね。だから私はそこまでやっているとは思わなかったんで、ある人が寄付を持ってきたんですけどって私に言うもんですから、じゃあ選挙事務所に直接持ってってくださいって言ったことがあるんですけど、一切遠慮、ありがとうございますって言って、受け取ってないんですよ。それも普通の選挙事務所だったらお金を持ってきてもらえれば、いろんな形で、違法ではないので、選挙期間中はですね、お金を受け取っても。そういうのがあるんですけど今回はそれもないっていうんで、まぁ新しい選挙のモデルだなっていう感じはちょっとしてましたね。

安倍:私も国政含めて地方の政治というか選挙の現場歩いてきてますけどね。動員って一発で分かりますからね。

若狭:そうですね。

安倍:いわゆる予定調和的な。小池さんの時はだんだん人が増えてったってのはある。増田さんも厳しかったんだろうなってのはありますね。

安倍:若狭さんに聞こうと思ってたんですけど、大阪の橋下さんの動きと重ね合わせてみる人もいますよね。

若狭:結論から行くと、重ね合わせてみてるということは私自身はないですね。

安倍:まったく別の現象だと。

若狭:ただまぁ新しい姿っていうか、今までとは違うような形で事を始めるっていう意味では、前例を参考にするとか、そういう意味合いにおいては、色々な情報とかを集めてみております。

安倍:すごく似てません?東京都と大阪市とか府とか。ただ橋下さんも組合であるとか、あの場合は議会というより職員の方でしたけど、その対立を、無駄を排除していくということで喝さいを浴びたわけじゃないですか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください