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都議会との関係が焦点 若狭勝衆議院議員インタビュー その2

Japan In-depth / 2016年8月5日 7時0分

若狭:そうですね、そういう意味においては、今までの枠っていうか、今までのカラーから外に打ち破っていけるという時には、同じような現象面をたどるというのはままあるんじゃないかと。

安倍:基本的に、自民から維新というように、橋下さんが作った当時の地域政党ですよね、そこに鞍替えする人も多かったじゃないですか。東京都ではどうですか、小池新党とかそう単純なものではないと思うんですけど。

若狭:少なくとも東京都議会対策っていうか、知事がやはり今後自分の公約とかスタンス・主張を展開していく上においては、都議会の中に小池知事を理解してくれる人が多ければ多いほどいいわけですから、その意味ではやはり地域政党的なものを作っていく可能性っていうのは少なからずあると思いますし。来年の7月に東京都議選がある、それに合わせて今後もそうしたいろんな動きが出てくるというのはあり得ると思います。

安倍:それまではもたせないといけないですね。

若狭:もとよりですね。

安倍:都政が完全にストップするようなことがないようにですね。

若狭:一つ今は、都連の一部の人が今までずーっと力があった、その力が今後失せていくのか、あるいは変わらないのかというのを様子見している、じっとその推移を見ているというほかの都議会議員とか結構いらっしゃると僕は思うんですね。僕も本に書いていて、特捜部の時の一つの経験として、政治家についていた秘書が、真実を語るときっていうのが、どこかしらでターニングポイントを迎えるんですが、そのターニングポイントっていうのをいつ迎えるかっていうのは、まさしくその、自分のボスである政治家が、今後力が弱まっていくか、あるいは逮捕されたりなんかしてても、ずっとそのまま現状維持で、力がそのまま推移するかどうかっていうのを見極めて、失っていくだろうと思うとそこにターニングポイントが生まれて、すると人が一気に、一人だけじゃなくて、堰を切ったように、わっと話しだすっていうのが実際あるんですよ。

安倍:なるほどね、わかりやすい話ですね。

若狭:ですから、東京都議会の都議の人が、例えば内田さんなんかの力がどうなるか、というのをそっと注視して見守っているんじゃないかと思うんですよね。

仮に内田さんの力が今後弱まっていくというふうにみる都議会員が多いとなると、そういう人たちならば、小池知事と一緒に少しはやっていこうかな、来年7月の都議選を控えてですね、という考え方のもとでだんだん近づいて来るということはあるので。

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