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弾劾裁判審査前に反撃 韓国朴大統領インタビュー その1

Japan In-depth / 2017年2月9日 21時0分

パク大統領 そのようなことはありません。話にならないウソです。それで妙な経済共同体という言葉を作り出したのですが、それは貶めるためだとしてもあまりにもこじつけです。経済共同体という言葉があまりにもおかしいので特別検察でも撤回しました。話にもならないものです。

チョン主筆 特別検察の話は後ほどすることにして、今回の事件はチェ・スンシル国政壟断とのタイトルで呼ばれています。キム・ジョン元文教体育部次官の話もあり、また教育文化首席などを推挙したとの話もあり、チェ・スンシルが大統領の後で操縦していたのではないかという主張です。認めますか。

パク大統領 いいえ。国政壟断というのは人事介入、機密漏洩、政策関与など、大きく3つの分野に分けることができますね。政策に関与した機密を漏洩したというのは話になりません。人事の問題ですが、人事では要人は可能な限り多くの場所で推薦を受けて最適な人物を探します。公式ラインもありますし、また必要性が多い時には他の人たちも推薦することができます。推薦することは難しくはありませんが、推薦をいただいたからといってその人が決まるわけではありません。推薦を受けても手順があって、検証して、比較して、この人が専門性を持ち大きな欠点もないと判断した時に要人になれます。要人は、一、二人が推薦してなれるシステムでは全くありません。

チョン主筆 いま私が話したのは二人、言論報道では3-4人の名前が報道されました。それは文化部の所管分野ですが、他の推挙過程での人事でチェ・スンシルの介入とか影響力はありませんでしたか。

パク大統領 文化の方以外にはありません。文化分野は少しありました。しかし推薦しても検証が必要です。そのまま採用するわけではありません。

チョン主筆 チェ・スンシルが人物を推薦するとき、衣服やカバンなどを準備して直接申し上げるのですか、または人事秘書ラインを介して行われるのですか。

パク大統領 主に秘書官を介して行われます。

チョン主筆 チェ・スンシルの国政壟断に全く同意できないなら、今回の事件は性格が完全に違ってきます。私が見る限りもともとはチョン・ユンフェ事件だったのが門番3人衆に移りました。研究機関にまで占領しました。そして消えました。ウ・ビョンウ事件がまた出てきました。しかしそれも言論機関が探りまくりましたが決定的問題は出てきませんでした。それがある瞬間からチェ・スンシル問題が炸裂しました。言論機関としてはその間何度も失敗したことになります。これらの事件が続く中で、ある瞬間に切れなければならないのですが、今考えてどの時点で切れなければならなかったと考えますか?なぜ放置されたのか、大統領として防がなければならないことをお見逃しになったのか。外から見ていると、つまり、個人の倫理の問題をあまりにも重視して、大統領が守るべきことを疎かにしていたのではないかと思わされます。

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