再現なるか 94年“米朝衝突回避劇”
Japan In-depth / 2017年10月20日 9時2分
だが、米民主党の元国務省高官の一人は「リチャードソン氏は民主党だが、ブッシュ共和党政権時代にも、米政府の事実上の承認の下、北朝鮮を数回訪問しており、トランプ政権が彼を仲介役として米朝対話の方策を探ろうとしても不思議ではない」と語っている。リチャードソン氏は最近、一部米メディアとのインタビューで、北朝鮮との対話の必要性を説くとともに、超党派で対応すべきだと強調している。
過去数年、米朝関係をウォッチしてきた国連外交筋は「米朝間の軍事的緊張が開戦一歩手前というところまで高まり、ニューヨーク・チャンネルを通じた米朝の秘密折衝が頓挫すれば、リチャードソン氏に出番が回ってくることも想定される」とし、’94年の“米朝衝突回避劇”が再演される可能性があることを示唆している。
本稿執筆現在(10月9日)、リチャードソン氏と北朝鮮の接触などの情報はないが、今後、同氏の動向にはもっと注目していいだろう。
TOP画像:ビル・リチャードソン氏 出典:Free Social Encyclopedia for the World
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