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巧妙化する朝鮮総連のメディア工作(下)

Japan In-depth / 2017年10月20日 12時14分

巧妙化する朝鮮総連のメディア工作(下)

                                                   朴斗鎮(コリア国際研究所所長)

 

【まとめ】

・朝鮮総連からの根回しにより出演NGになった4名の有識者がいるとのスクープがかつて週刊誌に掲載。

・その朝鮮総連のテレビ報道介入について、故・三宅 博議員が国会で追及を行った。

・映像料や北朝鮮取材料などの徴収問題は、朝鮮総連サッカー協会とも大きく関わっている。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されず、写真の説明と出典のみ記載されていることがあります。その場合はhttp://japan-indepth.jp/?p=36814 で記事をお読みください。】

 

■朝鮮総連のテレビ報道介入に対する三宅議員による国会での追及

この事態を深刻にとらえた三宅博議員(当時、日本維新の会)は、朝鮮総連の報道介入問題を国会に持ち込んだ。国会での三宅博議員の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」での質問(2014/5/9 PM3:17から)は以下の通りだ。

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委員長:三宅君。

三宅博議員:「日本維新の会」の三宅博でございます。拉致問題について質問させていただきたいと思います。

まずはじめにですね、日本維新の会に与えられた時間は合計で35分間、事前に私が申し上げているのは、私、三宅博が20分で、田村さんが15分ということなんですが、若干私のほうが延びるかもわからないので、ご諒解をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

朝鮮総連の報道機関に対する圧力、この問題についてお聞きしたいのですけども。

今年の2月13日付週刊新潮で、ここで「朝鮮総連が出演NG根回しで、画面から消えた4人の有識者」という資料を皆さんにもお渡ししていますが、この朝鮮総連がですね、まあ言ってみれば、報道機関に対して圧力をかけているということなんですね。これはね、あの単に週刊誌の記事を読んで、私がそのまま受け売りしているのではないんですよ。当事者の人に私はお会いして聞いたんです、確かめたんです。

あのー、これはね、この記事のなかでも書いてますけど、その4人というのは、関西大学の李英和(リ・ヨンファ)教授、デイリーNKの高英起(コ・ヨンギ)東京支局長、それからコリア国際研究所の朴斗鎮(パク・トゥジン)所長、そしてアジアプレスの石丸次郎記者、この4名をテレビに出すな、と言ってどうも朝鮮総連のほうの徐局長が、各メディアに圧力をかけているという記事なんですね。

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