暴露本から見えないトランプ像
Japan In-depth / 2018年4月6日 12時46分
なお、原書出版の数週間後にトランプは一般教書演説(1月30日)を行い、各世論調査で「7割以上が好感」との結果が出ている。政治家としての突破力をトランプに認める人々も増えている。突破する方向については、もちろん評価が分かれるわけだが。
▲写真 訪韓した米ペンス副大統領と韓国文在寅大統領(2018年2月8日) 出典 The White House
■ 著者のその後
最後に著者ウォルフのその後に触れておこう。当初メディアに引っ張りだこだったが、「堕天使のごとき野心家」ニッキー・ヘイリー国連大使が、「大統領専用機内で相当時間トランプとプライベートな時を過ごした」という、男女関係を匂わすような記述にヘイリーが強く反発したことから風向きが変わった。
▲写真 ニッキー・ヘイリー氏 出典 United States Department of State
リベラル派の女性テレビ・キャスターらもヘイリーに同調し、ウォルフに嫌悪の言葉が投げ掛けられるに至った。主要情報源だったバノン同様、派手な上昇と下降の劇を演じてしまったようである。
トップ画像:ドナルド・トランプ大統領 出典 The White House
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