仏、逆ギレセクハラ男 女性殴る
Japan In-depth / 2018年8月4日 20時52分
ところで、路上のハラスメントにおいて、日本の状況はどうであるかと言うと、実は日本はフランスやベルギーよりもかなり先駆けて、1962年にはすでに東京都で「迷惑防止条例」が制定されたのを皮切りに全国に拡大し、現在では全都道府県において男女問わず公共の場所又は公共の乗物において、卑わいな言動をすることに合った場合に適応されるとなっている。
この早期の施行は、日本は、集団生活に重きを置いていることから公衆の場で行われる迷惑行為に対しては厳しい傾向にあることも要因の一つではあるだろうが、そうだとしても、声をかけられることを肯定し不快を感じる女性の声を否定していたフランスとは違い、女性が不快だとすることに敏感に反応し規制が迅速に作られていたことは称賛したいところだ。
もちろん、路上ハラスメントに罰金を課すことだけでは十分ではない。しかし、今まではこういったことが起こってもフランスでは人々が介入しなかったことが多かったが、法律を作ることにより社会全体の意識を変えていくきっかけになっていくことを期待したい。
トップ画像:マリ・ラゲルさんがカフェで男性に殴られた瞬間の映像(左の赤い洋服)出典 Marie Lagueera facebook
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