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朝韓中が画策「米朝終戦宣言」(下)

Japan In-depth / 2018年9月11日 18時55分


▲写真 2006年11月、ハノイで三者協議を行うブッシュ大統領、安倍首相、盧武鉉大統領 出典:The White House photo by Eric Draper


文政権に入っていままた推進されている終戦宣言は、10年前と似ている。盧政権当時も今も終戦宣言と北の核問題をめぐる南北と米国の立場はほとんど同じ構造だ。米国は「北朝鮮非核化→終戦宣言」という立場だが、韓国政府は「終戦宣言→北朝鮮非核化→平和協定」だ。この立場は金正恩委員長の主張と一致している。南・北の政府は終戦宣言を催促するが、米国は非核化が前提条件だとしその立場を譲っていない。


米中間選挙を前にして、金委員長の新たな「親書」がポンペオ国務長官を通じてトランプ大統領に渡されたというが、この状況下でトランプ大統領がこの原則を守り通すか否かが注目されている。もしもこの原則が崩され、北朝鮮の完全な非核化前に終戦宣言が行われれば、文・金両首脳の仕掛けた「対トランプ欺瞞策」はほぼ成功したと見ることができるだろう。


(このシリーズ了。上、中)


トップ画像:2018年6月12日に開催された米朝首脳会談 出典 The White House facebook


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