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女性アスリートの貧血問題

Japan In-depth / 2018年12月31日 18時2分

 


この件に関しては、結論がでていない。鉄の補充が無効だったという報告も存在する。2015年に英セントメアリーズ大学の研究者たちが発表した研究では、タイムは勿論、最大酸素消費量や疲労すら回復しなかった。


 


では、どうすればいいのか。現状に即して柔軟に考えるべきだ。最も重視すべきは、日本の女性アスリートの多くが貧血を抱えていることだ。貧血の選手に対しては、早急に治療の機会を提供すべきだ。


 


問題は、貧血ではないが、潜在的な鉄欠乏状態の人にどうするかだ。まずは、選手とコーチに対して、医学研究の現状について、正確な情報を伝えるべきだろう。勿論、過剰な鉄投与は論外だが、このような選手に鉄を補充することは、彼らの健康を向上させる可能性がある。結論が出ていない以上、鉄補充の判断は彼らに任されるべきであり、陸連や政府が規範論を盾に禁止すべきではない。そんなことをしても、少しでも競技成績を向上させたいコーチと選手は、隠れて行うだけだ。


 


陸連や政府がすべきことは、選手やコーチを統制することではない。彼らを支援することだ。いま必要なのはオープンな議論だ。競技者と医師や研究者、さらに政府が一体となって、健康と競技成績向上を両立できるような研究を進めるべきだ。


 


トップ写真)イメージ画像


出典)pixhere (Public Domain)


 


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