世界にトビタテ高校生たち!
Japan In-depth / 2019年6月21日 13時21分
Japan In-depth編集部(髙橋十詠)
【まとめ】
・グローバル化に対応できる若者を輩出する「トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム」の事前研修が開催。
・返済不要の奨学金は全て民間の寄附による。
・十人十色の留学プラン。高校生たちは「わくわくしている」。
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2019年6月8日、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの高校生コース第5期生の壮行会および事前研修が開催された。プログラムに参加する高校生たちは様々な形でこれから海外に飛び立つ。プランはひとりひとり異なり、懇親会、事前研修を通し互いを高め合う刺激的な1日となった。
国際協力銀行の調査によると、世界最先端の少子高齢化社会である日本では、8割以上の企業が海外事業を強化・拡大している。日本企業の海外売上高比率も、2002年の27.9%から2017年の39.3%と増加傾向にある。平成28年12月の内閣府の調査によると、グローバル人材育成の取り組みとして、世論は大学生の留学支援以上に高校生の留学支援を選んでいる。
また、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コースの派遣留学生へのアンケート調査によると、高校生が留学にあたり1番気にしていることは「部活を休むこと」であった。一方、3ヶ月以上の留学をする高校生は平成20年を底に増加傾向にあり、留学経験者を積極的に採用していきたいという企業は、全体の6割以上にのぼる。
・トビタテ!留学JAPANとは?
グローバル化に対応できる若者を輩出すべく創立された。主な取り組みである「日本代表プログラム」という海外留学支援制度では、100%民間の寄附を財源としており、2020年までに1万人の高校生、大学生を支援し、日本の内向き志向を打破する狙いがある。(文部科学省より)
日本代表プログラムには以下の5つの特徴がある。
①自分で計画
テーマ、行き先、期間は全て自由であり、自ら立てた計画で応募する。
②幅広い留学が対象
学校に通う留学だけでなく、インターンシップやボランティアも対象となる。今回の事前研修では、アカデミック分野(主に夏休みなどの休暇で2~3週間で渡航する「テイクオフ」、2週間~3か月以内で渡航する「ショート」、4カ月以上1年以内で長期的に渡航する「ロング」にわかれる)、専門を極める目的を持つ「プロフェッショナル分野」、「スポーツ・芸術分野」ボランティア活動を中心とする「国際ボランティア分野」の4分野に別れていた。
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