1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「韓国に実質的な痛みを」宇都隆史参議院議員

Japan In-depth / 2019年7月22日 15時55分

安倍: じゃあ結局実現しなかった?


宇都: しませんでした。でも韓国内のニュースでは、「若宮委員長は会談を拒否した」と書かれました。全くの事実ではありません。(笑)条件を付けただけで、よりオープンにフラットにやりましょうといっただけです。


安倍: 案の定そうやって切り取られるわけですね。


宇都: 参議院の方は渡邉委員長から、私に相談が来ましたので、「委員長のところにダイレクトにアポが来るのはおかしい」と言いました。在京韓国大使館に言って、参議院の国際部に連絡をさせなさいと事務方に指示しました。また「込み入った話がしたいと言うのなら、それは構わないけれども、友好的な対話を望むんだったら、そういう期待はしないで欲しい、会えばこちらとしても言いたいことは山のようにある、極めて辛辣なことを言わせてもらうことをご了承のうえでお越し下さい」ということを言ったら、結局、国際部には連絡が無かった。


安倍: なるほどね。どうりで私も知らないはずでした。その話。


宇都: 韓国外交委員会のメンバーが帰国し、韓国内のメディア取材を受けて、何と言ったかっていうと、「まさかここまで日本の対応が酷い状況になってるとは思わなかった。これまで何回か来日したけれども、今回ほど対応が酷かったことはない。日本の怒りを肌で感じた。」というようなことを言ったのですが、今更かと思いましたよ。


日本人は空気を読む民族ですから、相手の気持ちを推し量りしますが、かの国の人たちは、はっきり物を言ってあげないと、こっちが怒ってるのかどうか伝わらないないし、どのくらい怒っているのかも分からない。ただのポーズなのか、一部の政治家がそれを利用して政治利用しようとしているのか、本当に怒ってるのかを混同して区別できないでいるんです。


またこれまでの日韓関係は、歴史認識とかいろんな問題があって政治的にぶつかり合っても、軍組織の現場がぶつかり合うことは無かったんです。国同士の信頼関係というのは、政治的にどんなにぶつかっても、安全保障問題に関しては、互いの軍事組織の現場が、きちんとした信頼関係のもとに、正しい行動をとれるから成り立つのです。それが今、軍事の現場同士がこういう状態ですから大変心配しています。


安倍: そうですね。何しろ準同盟国にロックオンされたわけですから。


宇都: 今の韓国の国防大臣の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)という人は、元空軍大将です。彼は、日本の航空自衛隊の幹部高級課程の卒業生で、自衛官に同期もいて日本のこともよく分かっています。そんな彼だから、いい関係が築けるじゃないかと思ったら、最近は完全に反日発言ばかりです。日本寄りの発言なんてしようものならポジションから外されるということで、「ものを言えば唇寒し」の状態なんでしょうね。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください