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「中国への懸念、アジア太平洋各国で共有」長島昭久衆議院議員

Japan In-depth / 2020年1月28日 23時23分

日本も安全保障の分野で、南シナ海における中国の行動について懸念を表明する、ルールに基づいた平和と安定をこの地域にもたらされなければならないという趣旨の決議を出した。当然中国が、南シナ海という固有名詞を削除しろと反発した。驚いたことに、中国のこの主張に対してまずベトナムが反論し、インドネシアマレーシア、そしてなんと韓国の代表もこれに続いた。こういう国々が我々日本とオーストラリアのサイドに立って、中国とやり合うような場面があった。全会一致が原則なので、残念ながら「南シナ海」という固有名詞は「アジア太平洋全域」に変更された。南シナ海と特出したかったが、中国の進出は南シナ海だけじゃなくて、アジア太平洋全域で起こっているので、これはこれで悪くないと思った。


安倍氏:むしろ広がったと。


長島氏:「アジア太平洋全域」という文言はどうかと聞いたら、中国の代表団が、それなら仕方ないと言って、決議案が通った。改めてASEANも含むインド太平洋地域における国際会議の大事さ、そして中国の行動に対する共通の懸念を今回実感した。中国もひしひしと周辺国の反発を感じているはずだ。



▲写真 ⒸJapan In-depth編集部


 


■ 東京18区への鞍替えについて


安倍氏: ようやく東京18区からの出馬が決定したが。


長島氏: まさしくゼロからの出発。昨年6月に自民党に入党したが、年が明けてようやく地域の皆さんと交流ができるようになった。良くも悪くも自民党は組織政党で、しかも今までは別の選挙区で(自民党の候補と)敵対していたので、そういったものを沈静化させる時間は必要だった。


元々の選挙区では(支援者に)ずっと説明して回って理解を得ることができ、引き続き応援するとおっしゃっていただいた。皆さん新しい選挙区の人をたくさん紹介してくださって、回りきれないくらい名簿が溜まっている。


安倍氏: 新しい選挙区での活動は?


長島氏: 東京18区は、武蔵野市、府中市、小金井市などで元の東京21区(立川市、昭島市、日野市)と広さは同じくらい。土地勘は全くないので、町名や道路も何もかも覚えている最中で、今はひたすら挨拶回りをやっている。


安倍氏: 雰囲気は似ているのでは。


長島氏:  府中は保守的で、武蔵野、小金井はリベラル的。21区のリベラルな地域と保守的な地域をもっと際立たせたようだ。小金井と武蔵野では相当てこずると思って覚悟している。このあたりは菅直人元総理の地盤でもある。府中の地盤をきちんと整えた上で、リベラル地盤へ出ていく戦略を勧められている。


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