「中国への懸念、アジア太平洋各国で共有」長島昭久衆議院議員
Japan In-depth / 2020年1月28日 23時23分
■ 国民、立憲合流協議
安倍氏: 国民と立憲が、合流に向けた協議を行ったが、結局合流を見送った。国民民主党にいた身として歯がゆさはあるのでは。
長島氏: 玉木代表はよく頑張っていると思っている。政策の擦り合わせもせずに塊になれば良いという、いわゆる小沢流のやり方では有権者の理解は得られない。その意味では彼らが政策的なすり合わせを重視し、全員が納得するような道を探っているのは理解できる。もう少し時間をかけて協議するか、もしくは、党を一緒にするのは諦めてあくまで連立政権を狙っているのではないか。
安倍氏: 何も無理やり一緒にならなくても複数の野党がいれば良いのではないかと。二大政党制である必要はないと。
長島氏: 反発されるかもしれないが、自民党と親和性があるなら玉木さんと自民党が連立を組んでも良い。自民党に来て思うのは、政権を安定させて改革を行うというのが理想だということ。しかし安定しすぎると改革のマインドが薄れていくので、ここはどう自覚を持ってやれるかだと思う。
安倍氏: そこは維新に期待していたが、最近は埋没しつつある印象がある。いくら自民党とは違うと言っても、なかなか色を出しにくい。しかし(野党が)共産党と協力することは、多くの有権者にとってアレルギーがあるのではないか。
長島氏: 私もなかなか国民の皆さんは納得しないと思う。さらに、最近共産党が前面に出て、イニシアチブを取って政権を握ろうとしているのは、他の野党にプラスなのか訝しく思う。京都はそもそも共産党が強いから共産党はある程度受け入れる地盤があるということだろう。たが、それを全国レベルに拡大できるのか。
安倍氏: 野党の方も時間かかるという感じか。
長島氏: そこに救われるところが与党としてあるが、それに甘んじてはいけないと思う。常在戦場だ。
トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部
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