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英海兵隊、日本人初取材敢行

Japan In-depth / 2020年4月10日 7時3分

 


LSGは空母(クィーンエリザベス及び、プリンス・オブ・ウェールズ)を中核とした部隊で、F-35Bによって部隊のエアカバーや対地攻撃も独自に行える。揚陸艦艇などからなる2個の沿岸攻撃部隊(Littoral Strike Unit)を有している。英海軍と海兵隊は沿岸から30乖離に留りLSUの出撃拠点となる。揚陸作戦は原則夜間に行われる。1個中隊規模のコマンドウ・グループ1個が小型舟艇、ホバークラフトなどの舟艇によって上陸、もう一個のコマンドウ・グループが最大起点から110海里まで奥地まで海軍のマーリンMk3や陸軍のHC.Mk6チヌークなどのヘリコプターによる機動が可能である。つまり作戦は2個コマンドウ・グループが基本とっており、作戦実施は最大シーステート4まで可能とされている。また上陸後は海上からの支援を受けて最大28日の作戦継続に耐えられるとされている。


 


英海兵隊では現在FCF(Future Commando Force)という組織の近代化将来プログラムを進めている。これは2035年までに実施を想定しているが、より弾力性、順応性、俊敏性の高い組織にするためのもので物理的、人的、電子的な能力を向上させることによってこれを実現させる。また同時により他の軍種、政府機関、他国の機関との統合運用、または相互乗り入れによって将来に対応できる体制を実現するものだ。



▲士官食堂入り口のエンブレム(左)とプレート(右)


(撮影:柿谷哲也 Tetsuya Kakitani)


 


訪問はプリマスのストーンハウス旅団司令部に到着後、まずは士官食堂に案内された。そこでまずはお茶がだされて、その後旅団司令部の建物などを視察。この建物はナポレオン時代にフランス軍の捕虜の労働力を使って建築されたものだ。


 


▲士官食堂のエントランスにはフォークランド戦争で使用された作戦立案図が展示されている。(撮影:柿谷哲也 Tetsuya Kakitani)


 


参謀長は「我々は予算がないからこんな古い建物を使っているんですよ」とジョークを言っていたが、メインダイニングには海兵隊や偉人達の肖像画が飾られており、370年になる英海兵隊の伝統の重みを感じた。



▲歴史を感じる士官食堂メインダイニング(左)と飾られたトラファルガー海戦の英雄、ネルソン提督の肖像画(右)。


(撮影:柿谷哲也 Tetsuya Kakitani)


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