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「長期政権の悪い面が出た」総務省接待問題立憲民主党本多平直衆議院議員

Japan In-depth / 2021年3月12日 15時37分

安倍: 長男(東北新社菅正剛氏)は囲碁将棋チャンネルの重役になっていたのですよね?





本多: 取締役だ。





安倍: このチャンネルはデジタル化に遅れてたのか。





本多: 正確には、4Kと違って『デジタルの中での画質が悪い』ということだった。画質が良いものと悪いものがあり、囲碁将棋チャンネルは、2018年、一番悪い画質であるのに、より良い画質のものより優位な扱いを受けていた。





安倍: 本来だったら認可も取り消されていたということ?





本多: そこまでではない。枠が新しく出来たので、その枠を割り振っていくときに、良い画像のところや沢山自身のスロットを減らしたところなどが優先して入った。ところが、最後囲碁将棋チャンネルよりも良い画像で提案した会社がもう枠がないという状況で。3つしか余っていない囲碁将棋チャンネルが当選ということになった。もしかしたらルール通りなのかもしれないが、素直に見れば何らかの操作があった可能性もゼロではないと我々は思っている。





実は電波行政の論点は4つか5つあって、4Kの話も後ほど出てくる。今後、囲碁将棋チャンネルは4K化をしたいと考えているが、その為にはまず枠が必要。だから、2018年当時の電波の割り振りの話と、衛星の使用料を安くして欲しいという話と、業界(ワーキンググループというのを作っている)の政策決定、これはそんなに関係がないかもしれないが、認可そのものの話とがある。





さらにもっと怪しい点もある。年末に飲み会が集中しているが、ワーキンググループの報告書が出たのも12月。流石にその報告書にまで影響を及ぼそうとしていたら、飲み会の開催時期は遅すぎる。なのであの飲み会は「先」のためのもの(と考えられる)。この先4Kにしていく為に、また電波の再編が本来なら今年に予定されていた(ので、そこに何らか影響を及ぼしたかったということ)。





怪しい点だけでも先ほど述べたように4つほど論点があるし、もっと隠されているかもしれない。





安倍: そこについては今後は誰がどのように追及していくことになるのか?





本多: 総務省の中で第三者委員会を作るという話になっている。だが、内部の話なのであまり信用は出来ない。まずは参議院で追及する。それと国会の中でも総務省の接待問題については引き継ぎをやっていく。本質的には検察にも頑張ってもらわないといけない話かもしれない。単なる接待問題ではない可能性がある。





安倍: 参議院でまず扱い、今後は司直がどのように動くかということにかかってくるわけか。





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