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「長期政権の悪い面が出た」総務省接待問題立憲民主党本多平直衆議院議員

Japan In-depth / 2021年3月12日 15時37分

本多: そうだ。そしてメディアにも頑張ってもらいたい。総務省の内部調査(第三者調査)が上がってきたところで、「おかしい」という声を上げないといけない。「歪められていなかった」という結果が出てくると想定されるので。犯罪の立証までは簡単ではない。





安倍: 政策が歪められたか証明することがですね。





本多: そうだ。難しい。本当は予算委員会でももっと時間があれば詰めたかったと私も思っているが、残念ながら時間切れだった。まずは参議院に頑張ってもらって、という思いだ。しかし、実は贈収賄は政策が歪められていなくても成立する。









▲写真 ⒸJapan In-depth編集部





安倍: 参議院は今予算審議をやっているところだが、これから先もやっていくのか。





安倍: テレビに映らない期間も含めてまだこれから1ヶ月はやっていくわけですから。今日も小西洋之参議院議員が新たに、東北新社が一時「外資規制に違反していた」という事実があるのに認可を取り消されていなかったという論点を提示したところ。これに続いていかないといけない。一個一個の接待が、というよりは実態として「ズブズブ」の関係だったという可能性もある。」





安倍: 1998年の大蔵省の過剰接待問題から国家公務員倫理法が改正され、倫理規定が出来て。そこから20年くらい経っている。本来それを守らないといけない幹部達が実際には守っていなかった。それこそ問題じゃないかと。





本多: そうですね。菅正剛氏(総理の長男)が出てきたことで、ちょっと焦点がボケている。でも総務省の調査はある程度頑張った。内部調査資料を見てみると、『総理の息子だから』というよりは、何度も何度も同じ課長なんかが接待の席についている。一個一個の接待で歪めるというよりも、内輪感覚で飲んでいる。こんなに頻繁に飲んでいたら政策への信頼性もゆらぐ。だからこそこの総務省の話は酷いと思う。





安倍: ほぼ毎日みたいなペースで飲んでますね。実際に倫理規定を見るとすごく細かく(箸の上げ下ろしまで)書いてあるわけだが。研修もやっているはずなのにこういうことになってしまった原因は、長期政権と言うのも一因だと思うが、役人の感覚が麻痺してしまっているのか?





本多: ちょっと原因はわからないが、今回の処分は甘い。減給10分の1だなんて。これではまたやる、何年か経てば。





安倍: ノーパンしゃぶしゃぶ事件の後はものすごく厳しくなって、一瞬大蔵省は民間企業人間とは「コーヒーも飲めない」といった状況になったじゃないですか。





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