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「ネットワーク生かし現場の声を都政に届ける」公明党東京都本部代表高木陽介衆議院議員

Japan In-depth / 2021年6月24日 16時36分

しかしこの4年の間に、都民ファーストの会が政党としてのガバナンスがしっかりしてないということがあらわになってきました。小池さんは前回の都議選が終わってすぐ希望の党に行ってしまいましたし、これまでに離党者が8人もいます。またこれまで様々な協議の中で、幹事長同士で合意したのに持ち帰ってみると自分の党内でそれがまとまらないということが繰り返され、政党してどうなのかという印象が強くなってきました。





最終的にこの3月に議会でコロナ条例を都民ファーストの会が出してきたのですが、中身を見ると私たちが提言をしてすでに東京都が実施している項目ばっかりだったのです。パフォーマンスで実績作りをしたいと言うのが見え見えだったので、それは意味のないことですよと忠告もしたのですが、こともあろうにこれまでずっと小池さんを批判してきた共産党と組んでこの条例を成立させました。これはいったいどういう政党なんですかということで、都民ファーストとは協議さえできないという段階に陥っています。





一方で自民党は最初こそ全面反対という姿勢だったのですが、この4年の間に都政を進めるために知事とも是々非々で行かなければならないという姿勢に変わってきて、この1年間予算も賛成をするようになりました。こういう状況の中で昨年来から公明党としっかり協議をしたいという話があり、話し合いを進めて政策協定をまず3月に結んで、これをこの4年間しっかりやりましょうという前提のもとで、では選挙協力もしましょうということになりました。





安倍: 都民ファーストの会は、唯一小池さんに直接ものが言えることが我々の1番の強みだとおっしゃっている。この点はどう見ているか。





高木氏: 知事にものを言えるというが、例えばオリパラに関して都民ファーストの会は無観客だと言っていたのに採用されませんでしたよね。本当に繋がっているなら実現するわけで、都民ファーストの会自体は確かに小池さんが作ったけれども、知事は知事、議会は議会という是々非々の関係の中で、逆に都民ファーストの会自体が小池知事との距離感があるんじゃないかという風にも感じています。





安倍: 自民党都連会長の鴨下さんは自公で過半数を取れると自信を見せているが、過半数を取れた場合小池さんとの関係はどうなっていくのか。





高木氏: 自民党で単独過半数は行かないと思うので、自公でなんとか過半数とりましょうという所です。その中で小池さんをしっかり支えていくという姿勢になると思います。小池さんが都政をちゃんと前に進める一方で、こちらはこちらで現場の声をしっかり聞いていきます。





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