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「知事との信頼関係の下で都政を正しい方向へ」都民ファーストの会荒木ちはる代表

Japan In-depth / 2021年6月25日 11時32分

4年間で今まで議会活力度ランキングがワースト3だったところを第8位に上げた。そして国の政策も牽引してきた、という実績をアピールしていきたい。コロナ禍に対して、都民の命や健康、暮らしを守れることができるのははやはり都民ファーストです。私も39歳ですが、党首が30代で女性であることからも、新しい感覚でスピード感を持って取り組めるのは都民ファーストです。我々は時代の変革についていける政党だということを訴えていきます。





安倍: 都民ファーストの実績は都民に浸透していると考えているか。





荒木氏: 都政については「都議会が古い議会だったったことを知らなかった」、「ドンがはびこっていることを知らなかった」ということを5年前たくさん聞きました。区議会、区政は身近な存在であり、逆に国政は毎日のように報じられる存在です。そうした中で都政は地味な印象があり、結局暗い政治や「ドン政治」がはびこっていたわけです。一方でそうした事実が報じられないところがあって、注目をされる時は一気に注目されるが、普段はあまり目立たない、そのためなかなか十分なPRにつながっていないと思っています。





安倍: 前回の選挙で協力体制にあった公明党が、今回は自民党と選挙協力を行うことになったが、その理由をどのように分析しているか。





荒木氏: 前回は公明党公認、都民ファースト推薦で戦ってますよね。「都民ファーストの方に推薦を」と依頼があって、推薦を出した経緯がある。公明党が小選挙区から立候補する東京12区など、衆議院選挙の影響が大きいかと思います。









▲写真 ⒸJapan In-depth編集部





これまでも協力できるところは協力してきました。それが全部水の泡になるわけでは無いとは思っています。色々な助成金の勉強会、政策勉強会も一緒に取り組んできました。そうした信頼関係が全てなくなったとは考えていません。私の中野選挙区など、3人区ではお互い戦っていますが、そうではない選挙区は、良好な信頼関係をしっかり築いてきた議員もたくさんいますから、そうしたことはしっかりと説明をさせていただきたいと思っています。





安倍: ライバルとなる自民党は過半数獲得を目指しているが、現状どのように分析しているか。





荒木氏: 各社の調査結果報道は承知しています。選挙結果は最後まで分からない。全力で戦い抜きます。





安倍: 選挙後、自公との関係はどうするか?





荒木氏: 選挙結果次第ですね。





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