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「知事との信頼関係の下で都政を正しい方向へ」都民ファーストの会荒木ちはる代表

Japan In-depth / 2021年6月25日 11時32分

はっきりと言えることは、自公が過半数を獲得すれば古い議会に絶対戻ります。せっかく新しくなった議会を古い議会に戻すということが信任されるという結果になるわけです。都民の皆さんがそのような選択はなさらないものと確信しています。





安倍: 東京五輪の観客上限は1万人に決定したが、都民からは不安の声も上がってる。





荒木氏: オリンピックは東京都で開かれるわけですから、都民の命と健康、暮らしを直撃することです。ところが、他の政党の公約を見ると、オリンピック・パラリンピックについて何も書いていない。実に無責任だと思います。国政政党はいろいろ忖度しているのでしょうが、都議会選挙ですから、我々は都民の皆様の声をしっかり受け止め、「無観客」と明言しています。





今日も知事が五者協議で、「感染状況や医療状況に応じては無観客も検討するべきだ」と言って、きちんと議事録にも載りました。都知事に対してはっきりとものを申せる与党の存在こそ、東京都を良くしていくためには不可欠ではないですか。





最初は意見が違っていても良い。私たちが10万円の出産一時金の支給を提案したときも、大金が必要なことですから、最初は知事も「えっ」となりました。けれども我々の提案を都民の声にいちばん近いものと受け止めてもらうことが出来ました。





こうした形で都政を動かしてきました。小池知事への59回にわたる要望は、与党としてより良くするために切磋琢磨して、良い結果を生んできた何よりの証拠です。今回も「無観客は知事と意見が違うのではないか」とマスコミは書いてますが、我々は都民の代表として、きちんと代弁する役割を果たしているだけです。





都議会で東京大改革2.0について代表質問した際に知事は、「受動喫煙条例など都政への成果を挙げられたのは御会派(都民ファーストの会)と手を携えてやってきた成果だと思っている」と答弁されました。知事がやることに全部「良いですね」と言うことではなく、真の与党として、信頼関係のもとでどのような都政を実現したいのか、どのような東京都にしたいのか、お互いに率直な意見をぶつけ合うことも大切だと思います。





今回の無観客開催についての発言はその証左だと思います。(メディアは)一緒の意見だと「馴れ合い」と言う、違う意見だと「齟齬がある」と言います。でも、齟齬があっても一緒の時があってもいいわけです。それがあるのが正しい健全な関係だと思います。私は(知事と)7年一緒していましたが、知事に物申すことが出来るのは信頼があるからこそです。





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