1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

トランプと露KGBの関係 その2

Japan In-depth / 2021年7月5日 11時38分

 


「事実、本当に全てたわごとだ。モスクワにおびき寄せるための口実だ。経験がある正気なアメリカのビジネスマンなら、誰も有り得るオファーとして扱わない。1987年モスクワにトランプ・タワーを建てることは考えられない事だ。ソ連が鉄のカーテンを立てた理由はまさにソ連の国民にそういう光り輝く超高層ビルを見せないためだ。北朝鮮が韓国から鎖国をしているのは韓国人の生活を北朝鮮国民に見せたくないからだ」 


 


 しかしトランプには、この現実は見えてはいない。


 


シュヴェッツ:「だから、(トランプの)こういうところは子供みたいだ。彼は心の奥でモスクワのトランプ・タワー計画はナンセンスだと理解していたのかもしれないけれど、彼の虚栄心に突き動かされて、『私は彼らにとって重要視されているし、真剣に私を受け入れているからおそらく建築は可能だろう』と思ってしまったのだろう。彼の性格はそういうふうに動きます」「彼の虚栄心を利用し、「あなたは素晴らしい人間だ、あなたは世界一の不動産開発業者である」と褒められることに喜びを感じさせる。そしてまだ上を目指し、「世界を変える力があるからオーストラリア、ニュージーランドや日本のような国を無視し、1945年ヤルタ会談のように世の中を2分割して、2人で支配すれば良い」


 


このようなメッセージは世界中に何十、おそらく何百人のKGB諜報員が日常的に流していたが、KGBが大変驚いたことに今回まんまと(トランプは)その餌に引っかかってしまった。トランプは完全に全てを飲み込んだ」 「そして訪問中、ノンストップで褒めちぎり、トランプが米大統領選挙に出ることが現実的だから出れば良いのだという結論をとらせたほど持ち上げられ続けた」  


 


(その3に続く。その1)


トップ写真)トランプ氏と2番目の妻マーラ・メイプルズ
出典)Andrew D. Bernstein/Getty Images


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください