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日本人「侮蔑」動画の教訓

Japan In-depth / 2021年7月15日 12時40分

フランス語圏だけに限定してみても複数見つけることができる。例えば、「Les Vidéos de Riles」の動画では、現実問題として、人々は、アジア人に対する悪口をよくいう事実を語っている。アジア人に対して差別したり、からかったりするが、ほんとに何にも考えないでやってしまう。アジア人に対する差別やからかいは、今日、日常化しており、あまりにも差別することが日常化しているから自分が何やっているかわからない人がいるというのだ。





だが、彼自身は、個人的な会話の中ではある程度あっても仕方が無いとも思ってはいるが、公の場でやることは許されないと考えており、そしてこの動画を見ている視聴者に対し、何度も、何度も絶対するなと呼びかけている。





また「Le Japon en Noir et Blanc©」️の動画では、彼らは、アジア人に対してなら許されると思ってユーモアとしてやっているかもしれないが、これを黒人やユダヤ人にやったら完全に終わりだ、と怒りの声をあげている。彼らは、こういったいわれのないからかいを、アジア人に対してだからやっていいと思っているのだ。なぜならそれはアジア人が弱いと思っているからであるとし、そしてこれは完全に差別行為であると断言する。





また、彼は、デンベレを殴りたくてしょうがないという。なぜなら、日本人はみんながいろいろな場面で手伝おうとしてくれる人々で、この時もゲームをしたいっていうからこんなに沢山の人が集まって助けようとしてくれたのに、デンベレはその様子をバカにして笑ってるからだ、と熱く語る。





この動画では、最初から最後まで、ぎっしりと、デンベレ選手や、同様にアジア人に差別行為を行う人たちに対して、文句を言い続けているのだ。





「Psyhodelik」の動画では、目の前にいる人をダイレクトにからかっていることが救いようのない愚かで狂った行為だと語っている。これは冗談とかユーモアではない。目の前にいる人をあざわらっていて、その人が話す言語を嘲笑しているのだ。彼にとっては、許しがたい行為であり、これは、完全に差別だと語る。また、この動画では、デンベレ選手が、他のビデオでテイクアウトの中華料理を撮りながら、アジア人の言葉を真似ているシーンについても、これは完全に差別と断言している。





言葉を真似ることは「差別である」と認識している発信者は、他にも何件かあった。 また、これらの動画からはアジア人という理由で日常的に侮辱する人がいることを経験として知っているフランス人たちは、ああいう言動は差別からきていると認識しているため、はっきりと差別問題としていることも垣間見れる。





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