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衆院選「政治を変える。チェンジだ。野党は結集を」立憲民主党平野博文選挙対策委員長

Japan In-depth / 2021年9月9日 23時0分

安倍: 国民民主党に対して声かけをしているのか。





平野氏: それはもうずっと。会えば、一緒になれと言う話はしている。元仲間ですから。





安倍: 国民民主党はそこまで頑なになる必要はないということか。





平野氏: 玉木(雄一郎)さんと私が幹事長という枠組みで来ましたから、彼の気持ちもわかる。私も強引にやりすぎたとかいろいろ言われたけれど、大きな大義は彼もわかっていると思う。





安倍: 日本維新の党とは難しいだろう。





平野氏: うん。維新の立ち位置は何なのかということがはっきりしないからアプローチしづらい。そこをはっきりしたらいいんです。是は是、非は非と。表では「我々は与党ではない」と「野党だ」とおっしゃるが、やっていることはよくわからない。与党の補完勢力になっていると映ります。





安倍: では、野党の中からまだまだ動きは起こりうるし、起きなければいけないということか。





平野氏: 起こさなければいけないと思います。





安倍: 自民党の総裁選の候補者乱立は、野党にとって決して悪いことではないということか。





平野氏: 菅総理が戦う相手だと、もともと想定していたところを、急に目くらましのように変えられたので、若干「これは大変だ」、「潮目変わるぞ」ということはあっても、そんなことに右往左往する必要はない。王道をきっちり歩いて、より我々の主張を国民に訴えるというスタンスは変わらないですから。





安倍: その他にも色々な問題がある。エネルギー、安全保障、経済、財政。どういうものを現在の自公政権に対する対立軸として打ち出すのか。





平野氏: 一番は、安倍政権・菅政権、長期にわたる政権のところに腐敗が生まれている、おごりが生まれているということ。そこは変えなくてはいけないということと、この1年半のパンデミックを変えるために、日本の政治を変えないと変わらないでしょうと。だから「政治を変える」です。国民生活(の逼迫した状況)は(政治を)変えざるを得ない、余儀なくされているわけですから。もっと国民目線のところに政治が移って行かないと。そういうふうに思いますから、「変える」です。「チェンジ」ですよ。





安倍: 2009年は「マニフェスト」選挙だった。





平野氏: 2009年はマニフェストと八策を作った。私は水面下で3ヶ月そればっかりやっていました。裏番ばっかりやっていましたからね。





安倍: 2009年の政権交代はだいぶ忘れさられている。しかし、長期政権は腐敗する。旧態依然とした政治では、パンデミックや他の政策は何も変わらないんだということを、国民に理解させないと政権交代は難しいのでは。





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