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「改選倍増の12議席を狙うー参院選」日本維新の会総務会長柳ヶ瀬裕文参議院議員

Japan In-depth / 2022年1月28日 19時0分

安倍:参院選では候補者をどれくらいまで立てるのか、目標議席数は?


柳ヶ瀬氏:参議院で予算を伴う法案を提出できるのが21議席以上なので、21は取りたいと思っている。今、改選が6人で非改選が9人。改選議席の6人を倍増して12人になれば21人になる。なので「改選倍増」という言い方をしていて、これは射程圏内に入っていると思う。


ただそこには僕たち維新に対する思いとマッチした候補者(が欲しい)。これがずれてしまうと、「ん?」となってしまうので、浮ついたタレントの方とかを出すわけにはいかないな、と思う。


我が党では選対本部長は藤田文武幹事長だ。うちは権力の二重構造はやらないので、最終的には藤田幹事長が全てを仕切る。自民党などは選対本部長と幹事長が誰を出す、出さない、とかあると思うが、我々は一元化して、藤田さんが全て決める。もちろん松井さんと馬場さんの元で、だが。


私は東京維新の会代表でもあるので、維新の会代表としてこういう人を擁立するつもりだ、ということを藤田さん・松井さん・馬場さんと話合って色々と決めている。


安倍:維新の知名度が低い関東より東の地域に対するアプローチは?


柳ヶ瀬氏:支持率の傾向を見ると、これまでは西高東低という形だったのが、東京でもかなり立憲民主党に肉薄してきており、これまでなかったような現象だ。


我々も新三役を今回決めたが、音喜多駿参議院議員が政調会長、私が総務会長となり、東京維新の会幹事長と代表が新3役の2人を占めるということから、(国民に)わが党の全国政党化していこうという意思を見ていただけると思う。


これまで党としては大阪中心の政党で、橋下・松井・吉村の3枚看板を打ち出していて、特に吉村さんは東京でも受けが良かったが、東京で活動している人間を幹部に取り立てるというのはこれまで無かった。


よってこのことは特に東京で政治活動をしている人たちにとってはかなり衝撃的な事実となったはずだ。維新は本格的に東京でやろうとしているのだな、と思われることになったし、東京で、維新で(参院選に)出たいという方も相当増えている。これらのことから一定程度のメッセージが(有権者に)届いているはずだ。そこからどんどん地域住民の方に波及していかなければならない。今はその段階だ。


私は総務会長として党全体の広報も担っていて、これまでの国会議員団中心の発信から、地方もしっかり取り上げていく。発信の仕方もそういう意味では色々と気を使っている。


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