「昆虫食」を食べてみた!
Japan In-depth / 2023年5月17日 18時0分
店内はネオン調で、おしゃれなバーのような雰囲気だ。マムシやゴキブリを漬けた酒がカウンターに並び、クマの骨やダチョウの卵などが客を出迎えてくれる。
写真)「米とサーカス」渋谷パルコ店」店内の様子
ⓒJapan In-depth編集部
メニューには昆虫食の他にも、鹿や熊といったジビエ料理やウーパールーパーなどふつうの飲食店ではお目にかかれないような食材が並ぶ。
ドリンクメニューもユニーク。「タガメサイダー」や、コオロギ、ハチミツ、ハイビスカス、ジンジャーを合わせた「MUSHIサワー」などがある。サワーの上にはコオロギがトッピングされていて、カリカリとした触感だ。すっきりと飲みやすい。
コオロギ自体にあまり味や臭みがあるわけではなく、主に食感を楽しむことができた。見た目も慣れてしまえばそれほど嫌悪感はない。
最初はおそるおそる口に入れていた虫の苦手な友人も、「思っていたより平気かも」と安堵の表情を浮かべていた。
写真)MUSHIサワー
ⓒJapan In-depth編集部
「6種の昆虫食べ比べセット」ではいなごの佃煮、マゴット(食用イエバエの幼虫)の釜揚げ、蜂の子の甘露煮、タガメ、コオロギ、ジャイアントミルワームを食べ比べることができる。
「色々な種類を少しずつ食べられるので苦手なものがあっても少量で済む。最初はこれを試してみてほしい」と、スタッフの方もおすすめ。
コオロギは先ほどの「MUSHIサワー」の上に乗っていたものと同じなのか、この中でも比較的癖がなく、乾燥しているおかげで食べやすい。パリパリとした触感で匂いもほとんどしない。
甘露煮も甘じょっぱい味付けのおかげでお米と一緒に食べたくなるほど美味だった。
写真)6種の昆虫食べ比べセット
ⓒJapan In-depth編集部
この中で一番印象が強かったのは、はさみを使って自分で解体する「タガメの塩漬け」だ。写真下部の大きな黒い虫がタガメなのだが、さすがにこの見た目の虫を自分で解体するのには非常に勇気がいる。
スタッフの方に解体の仕方を教えてもらい中身を開けると、とたんにラフランスのような強烈な匂いがし、鮮やかな緑色が。
お世辞にも食欲をそそるとは言えない。塩漬けにされていたが風味が独特で、好みは別れるだろう。
次に運ばれてきたのは「オオグソクムシの姿揚げ」。見た目こそ強烈だが、海老のような食感と味で、非常に美味しかった。塩味が効いていて臭みは全くない。口に運ぶのには相当の勇気がいるかもしれないが、是非試してみてほしい一品だ。
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