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ヨーロッパ3大夏祭りの話 日本と世界の夏休み その6

Japan In-depth / 2023年8月26日 11時0分

私はまだ20代の頃、TV中継を見て強く印象づけられ、いつか牛の着ぐるみで祭に参加し、TVの取材を受けたいものだ、などと思った笑。





そうした次第なので、この原稿を読んで、来年の夏は是非ともヨーロッパに、と思われた読者がおられれば。著者として幸甚である。しかし反面、夏休み中の観光地は、





「あまりオススメできませんが……」





と言いたくなる面もあるのだ。





理由は簡単で、ホテルも飲食店も、このシーズンは料金がバカ高くなる。





それでなくともイタリアなど、テルミニ(ローマ中央駅)近くのカフェと少しは慣れた住宅地の中とで、同じ一杯のカプチーノの値段が7倍も違ったりした。観光客であふれる時期には、この「格差問題」がより顕著になる。





実際にBBCなどが最近伝えたところによれば、カプチーノに振りかけるココア粉末が有料(それも2ユーロ=300円以上)になったり、景色のよいテラス席ではコーヒーとペットボトルの水だけで邦貨にして数千円も請求されたりしているそうだ。





さすがにイタリア国内でも「クレージーレシート」と呼ばれて問題視されているらしいが、一方では、夏休み中の稼ぎが年間売り上げの大部分を占めるという店も少なからずあるので、一概に排撃するわけにも……といった事情もある。





言葉の問題さえなければ、どこの観光地でもツーリスト・インフォメーションが頼りになるが、それが難しいのなら、せめて事前にガイドブックやネットでの情報収集を怠りなきように、という以上のことは、残念ながら申し上げられない。





トップ写真: スウェーデンのミッドサマーでダンスを楽しむ人々(2023年6月23日 スウェーデン・ボロース) 出典:Photo by Per-Anders/Getty Images




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