今、札幌が熱い!
Japan In-depth / 2023年9月19日 17時29分
近年は大規模複合開発プロジェクトが進行しており、商業・教育・医療が集積したまちづくりが行われている。駅周辺には商業施設やホテル、病院、タワーマンション、子育て支援施設が立ち並ぶ。駅の反対側には、大学や看護医療専門学校などが立ち並ぶ。
また、イオンモール札幌平岡から北海道日本ハムファイターズが2023年より本拠地としている「エスコンフィールドHOKKAIDO」までシャトルバスが走っており、30分で着く。
写真:エスコンフィールドHOKKAIDO ⓒJapan In-depth編集部
新札幌駅周辺では、大和ハウス工業等による大規模複合開発プロジェクト「新さっぽろG・I街区開発」(総敷地面積約55,000㎡)が進行中で、名称が「MAARUKU SHINSAPPORO(マールク新さっぽろ)」に決定している。
北側のI街区には'23年5月に大和ハウス工業の分譲タワーマンション「プレミストタワー新さっぽろ」が竣工した。30階建て総戸数220戸。JR千歳線「新札幌」駅からも地下鉄東西線「新さっぽろ」駅からも徒歩4分だ。専有面積50.05㎡(1LDK)〜120.34㎡(4LDK)、販売価格は3,000万円台~1億8,000万円台で完売している。
写真:プレミストタワー新さっぽろ 出典:大和ハウス工業
新札幌駅周辺には、タワマンではないが、中層のマンションも立ち始めている。東急不動産のマンション「ブランズ新札幌」(15階建て)がそそれで、JR「新札幌」駅へ徒歩7分、地下鉄「新さっぽろ」駅へ徒歩7分、さらにJR「厚別」駅も利用でき、3駅3路線のアクセスが可能だ。
図:ブランズ新札幌 完成予想CG 出典:東急不動産
間取りは、2LDK(57.03m²)〜3LDK( 72.16m²)、販売価格は3660万円〜5480万円となっている。
写真:ブランズ新札幌 3LDK 72.16㎡ 4,690万円 ダイニング ⓒJapan In-depth編集部
写真:ブランズ新札幌 3LDK 72.16㎡ 4,690万円 ベッドルーム ⓒJapan In-depth編集部
札幌市内のタワマンとの違いは、実需中心なことだ。セカンドハウスとしてではなく、実際に居住するために購入する人がほとんどで、ご夫婦子供なしが約60%を占める。約75%が会社員、公務員などのビジネスマンで、札幌市に住んでいる人が約90%となっているなど、購買層もタワマンとは大きく異なるところが興味深い。
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