メディアが報じない政策を語る!Part1「こども・子育て」Japan In-depth創刊10周年記念対談 元環境大臣小泉進次郎衆議院議員
Japan In-depth / 2024年1月16日 19時56分
安倍: そうですね。
小泉: 仕事します。育業します。
安倍: 「育業」、番組タイトルにもなるのではないかと思いますけどね。
小泉: 小池さん、言いましたよ!(笑)
■伴走型支援
安倍: 子育て政策なんですけれども、なぜここに関心をお持ちになったんですか。
小泉: もともと独身時代から、絶対国がもっと力を入れなきゃいけない政策分野だというのがありました。それがもう全ての国家議員が思っていることだと思います。ようやくそれが政治のど真ん中に上がってきて、今回、岸田政権で「異次元の」ということにはいろんなご指摘がありますけども、間違いなく今まで以上に予算が投じられることになって政策が強化されたことは、今回第二子が生まれて、改めて第一子の時との違いを痛感してるんです。
例えば私の第一子は約4年前に生まれて、その時になかったのが、妊娠時に妊娠届を役所に持っていきますよね。5万円もらえます。さらに出産届で、さらに5万円、合わせて10万円。先月生まれた娘の時はもらえるんですね。これは第一子の時にはありませんでした。
安倍: ゼロが10万。
小泉: これは単純に10万円ですよという意味じゃなくて、役所に来てもらったり、あとは周産期の妊婦さんの伴走型の支援、相談とかカウンセリングとか、ちゃんと来てくださいねという、そのための一つのインセンティブ付けみたいな思いもあるわけですよ。
安倍: 呼び水的な。
小泉: そうなんです。だから単純に給付されるんじゃなくて、ちゃんと来てその伴走型の支援を受けて、5万円という意味なんです。それを2回にわけて、5万円、5万円とやることによって、ちゃんと行政も妊婦さんに目が行き届くようにしたい。なかなかこういうことも伝わっていないでしょう。
安倍: 伝わってないですね。
小泉: まさに私の場合は、第一子の時と第二子の時での違いも感じるのがまず一つです。
安倍: まず実感しているわけですね。
小泉: 実感してます。絶対に政策的な前進はある。それと、出産、育児一時金という、出産に対する国の補助、第一子の時は42万円です。今回は50万円です。これも違いますよね。なので、これを見ていくと確実に前進しているんです。
安倍: そうですね。
・子供用車椅子の支援
小泉: ただ、なかなか今みたいに政局が政治報道のほとんどを占めていると、こういうことが伝わらないなと思うので。最近心がけてるのは自分のインスタグラムとかフェイスブック、ブログ、こういったSNSを通じて、これは知ってほしいなと思う政策発信などをやっています。
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