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LGBTQ+の旅行者が旅を楽しめるためにBooking.comが日本初「Travel Proudプログラム」を発表

Japan In-depth / 2024年4月22日 17時23分

また、「Proud Certified」マークがついている施設に泊まるときには、ボーイフレンドとのベッドの共有を拒否されることもないし、それどころか、LGBTQ+関連の本やレインボーケーキなどが部屋に置いてあった、というエピソードを紹介した。









▲写真 カラム・マクスウィガン氏(右)とドリアン・ロロブリジーダ氏(左)ⒸJapan In-depth編集部





また、おもてなしの文化を持つ日本がさらに旅したい国になる可能性について聞かれると、「Travel Proudプログラム」を1年以上前に受講し、認定を受けている東京・渋谷のホテル、all day place shibuya 支配人飯島亮氏は、「(可能性は)もちろんあると思っています。おもてなしを通して日本の魅力を感じてほしいですし、そのために継続していくことが非常に大切だと思っています」と述べた。そして、今年6月のプライド月間にむけ、「自分らしさ」をテーマにイベントの準備をしていることを明かした。





そして、「少しずつ私たちを知ってもらうきっかけを作っていけたらなと思っています。私たちもホテルとして選んでもらえるような魅力的な施設となれるように日々努力していきたいです」と決意を語った。





最後に、Booking.comが「Travel Proudプログラム」の認証施設を増やしていくに当たり、目標があるのか質問した。





それに対し、ホールズワース氏は、「インクルージョンを促進することが私たちの目標です。特に数値目標は持っていませんが、啓発活動やエンパワーメントをしっかりと促進していきます。そのためにもいろいろな形で地元の施設とコミュニケーションをしたり、知識や知見を提供したりしていきます」と述べた。





■ 日本の「Travel Proudプログラム」認証状況





Booking.com東日本地区エリアマネージャーのオリビア・ジョン氏によると、4月12日時点で、「Travel Proudプログラム」に登録した施設数は約600、そのうち約130施設が「Proud Hospitalityトレーニング」を受講済みだという。4月25日と30日の枠と、5月、6月までに残りの施設も同トレーニングを受ける予定だ。さらに希望が多い場合は、その先も検討する可能性があるという。









▲写真 Booking.com 東日本地区エリアマネージャー オリビア・ジョン氏ⒸJapan In-depth編集部





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