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LGBTQ+の旅行者が旅を楽しめるためにBooking.comが日本初「Travel Proudプログラム」を発表

Japan In-depth / 2024年4月22日 17時23分

トレーニングを受けただけでは、Proud Certifiedという認証バッジは得られない。Bookin.comから「受講が終了したので、認証登録をします」というメールが施設に届き、それに返信して、施設IDと紐付くとようやく認証バッジが取得できる仕組みだ。





さらには、各施設の全従業員に同プログラムの中身を徹底するため、マニュアルを送るだけでなく、営業担当が定期的に声をかけていくという。





「施設ごとに認証を受けた方に、いわゆるアンバサダー的な形で、自分たちの施設の中で社員教育を徹底してくださいとお願いをしています」とジョン氏は語る。





インバウンドが年々増えている状況で、日本の多くの施設が「Travel Proudプログラム」に関心を持ち、認証を受けようとしていることは評価できる。





一方で最近は、オーバーツーリズムの問題などが多くのメディアで取り沙汰されていることから、一般市民の間にインバウンドに対するネガティブな感情が醸成されることが懸念される。





またLGBTQ+に対する日本社会の理解はまだ十分とはいえず、一般市民もみずから多様性、インクルーシブな社会のあり方について学ぶ姿勢が重要だと感じる。





Booking.comのような外資プラットフォーマーの取り組みもさることながら、日本資本の大手ホテルチェーンの積極的な取り組みはあまり見えてこない。今後の情報発信を期待したい。





(了)





トップ写真:左からBooking.com 東日本地区エリアマネージャー オリビア・ジョン氏、all day place shibuya 支配人 飯島亮氏、ドラァグクィーン 歌手 俳優 ドリアン・ロロブリジーダ氏、作家 トラベルライター クリエイター カラム・マクスウィガン氏、Booking.com アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長 ローラ・ホールズワース氏 ⒸJapan In-depth編集部




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