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中国市場から日本車メーカーが駆逐される日

Japan In-depth / 2024年5月12日 18時2分

そうしたなか、BYDはさらに高性能なプラグインハイブリッドシステムを近々市場に投入する計画だ。この第5世代DM-iを搭載した秦Lは、秦Plusより一回り大きいセダン。バッテリーで走行距離は100キロ〜200キロになり、100キロあたりの燃費が2.9リットルを達成、その結果、満充電・満タンで総走行距離は2000km以上に達するという。本当なら日本のPHEVは太刀打ちできない。価格でも性能でも、だ。





このように日本の自動車メーカーは中国市場で危機的な状況にあるのに、円安のおかげで過去最高益だなどと浮かれた記事ばかりが配信されている。中国市場を失うことも大変だが、BYDなどの中国EVメーカーは北米市場も欧州市場もすでに射程圏内に捉えている。虎視眈々と日本車のシェアを奪おうとしているのは明々白々だ。





日産とホンダが戦略的提携を発表したが、オール日本で戦わないともはや手遅れなのではないか。筆者のそんな心配が杞憂に終わればいいのだが。





トップ写真:ジュネーブモーターショー2024に展示された、BYDのヤンワンU8プレミアムエディションプラグインハイブリッドSUV(左)とBYDシールUDM-I DセグメントプラグインハイブリッドSUV(右)2024年2月26日 スイス・ジュネーブ 出典:John Keeble/Getty Images




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