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「103万円の壁」撤廃は実現可能か? 国民民主党玉木雄一郎代表が疑問に答える

Japan In-depth / 2024年11月13日 0時32分

安倍: 7.6兆円の減税はでかすぎるから、1兆円ぐらいになんとかならないか、みたいなことをいうエコノミストやFPがいたりしますが、わざわざ減税の効果を下げてどうするんだという話ですよ。せっかく7.6兆円と言ってる減税額が下がってしまうような腰砕け的な決着はぜひ避けてもらいたいですね。





玉木: 分かりました。そういう妥協は哲学が必要で、あるいは論理が必要で、我々はやっぱり最低賃金が103万円が決まった1995年から29年間で1.73倍になってるので、じゃあ、その高さも1.73にしてですね。そうじゃないと、結局単価が上がっても上で抑えてたら働く時間調整して結局豊かになれないわけですよ。





安倍: 本末転倒ですね。





玉木: 本末転倒だから、単価上げるときにあったらその枠も上げていかないとその分働けないし豊かになれない。つまり人が豊かになることを阻害しているような制度は変えたほうがいいです。





安倍: あと、ファイナンシャルプランナーとかが言ってます。壁を気にせず働けば、将来年金の保障が得られるんだよ、と。就労を抑えることによって厚生年金に入らないのはすごく損なんだよってことも言ったほうがいいと思います。





玉木: おっしゃる通り、ここはもうちょっとテレビ見ててもあんまり喋ってる人も理解せずに喋ってる人が多くて、私は何で178万円にしたかって、かなり大きな引き上げなんですけど、そうすることによって178万円まで少なくとも税金はかからないんだから、そこまで働くと結果として106万円、130万円の壁を超えてるんで、確かに社会保険料負担は生じるんだけど、将来の年金は増えるし、かつこれ飛び越えるので、多少増えた保険料負担を補ってあまりある減税があるので、世帯全体としては結局負担は減るので、こういうことも合わせて説明していきたいなと思ってるんですね。





安倍: これは是非、経済オンチの人にも分かるように説明してください。





玉木: ぜひ、(減税は)実現したいと思います。





(了)





トップ写真:玉木雄一郎代表 ⒸJapan In-depth編集部




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