【海外発!Breaking News】防波堤から転落した娘を救おうと荒海に飛び込んだ父 カメラが捉えた瞬間に物議(豪)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月11日 20時55分
豪ニューサウスウェールズ州ノース・ウーロンゴンの防波堤で今月上旬、女児が大波に足をさらわれて荒れ狂う海へと転落。これを見た父親が迷うことなく海に飛び込んだ。2人は救助され命に別状はなかったが、当時海は大荒れで、危険な防波堤に足を踏み入れた父親の行動が物議を醸している。豪ニュースメディア『7NEWS Australia』などが、当時の動画とともに伝えた。
防波堤での事故が起きたのは6日、日中のことで、ノース・ウーロンゴン一帯は前夜、強風が吹き荒れ、洪水注意報が発令されていた。
そのため6日は海が大荒れで、カメラは事故直前、防波堤右側に設置されていた消波ブロックに大波が容赦なく打ちつけ、大きな水しぶきが上がる様子を捉えていた。
そんな危険な状況の中、防波堤に現れたのは白いワンピースを着た幼稚園児くらいの女児で、そのすぐ後ろを父親が走って追いかけていた。
そして撮影者と思われる男性が、親子を見て「なんてことだ。あの子は流されるぞ」と呟いた直後、防波堤に大波が押し寄せ、女児の姿は一瞬で見えなくなった。
女児は手すりの間から海に転落してしまったようで、父親はその後、躊躇うことなく手すりを越え、海へとジャンプ。背後では、悲鳴や叫び声があがった。
幸いなことに父親は娘を掴み、抱き寄せることができたそうで、近くにいた人々が親子に救命ブイを投げ入れたという。また現場には救急車4台と救難ヘリコプターが駆けつけ、親子は無事に救出された。
現場は岩が多く、親子の救出を手伝ったデイビッド・グラハムさん(David Graham)は「父親が海中から引き上げられた時は疲れ切っていたよ。でも彼はその子を決して離しはしなかった」と述べ、ホッとした様子だった。またメリンダ・グラハムさん(Melinda Graham)は、女児の母親に寄り添い慰めていたそうで「母親はひどく取り乱していた」と明かした。
なおニューサウスウェールズ州救急サービスのスポークスマンによると、親子はウーロンゴン病院に搬送され、海水を少量飲み込んだことや擦り傷の治療を受けたという。
ちなみにこのニュースには、「父親は躊躇することなく娘を助けた。よくやったよ」「なんて勇敢な父親なの! ヒーローだね」「助かって良かったよ。いい教訓になっただろう」という声があがる一方で、次のような厳しい意見が多数寄せられた。
「ヒーロー? あんな危険なところに娘を行かせるなんて、最低の父親よ。」
「父親は何を考えていたのだろう。私も2人の子を持つ父親。まず、あのような危険な場所には子供を近づけさせないよ。気分が悪くなる。」
「オーマイガー。なんて無責任な親なんだろう。」
「あんな小さな子が防波堤を走り出した瞬間、心臓が止まりそうだった。」
「これはトラウマになるわね。」
「父親は子供の命を危険に晒した罪で起訴されるべき。」
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