【エンタがビタミン♪】ヒラリー芸人・石井てる美、「自腹」でNYへ大統領選見届け 平野ノラ「ヒラリーがヒラリーに会いに行く！」

米大統領選は11月8日朝（日本時間8日夜）から始まり、9日未明（同9日午後）にも大勢が判明する見通しだ。民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補が接戦を繰り広げる中、この選挙結果によっては今後の仕事に少なくとも影響が出るであろうお笑い芸人が遠く海を隔てた日本にいる。ヒラリー・クリントンのモノマネで注目され始めている、石井てる美だ。いてもたってもいられなかったのであろう。なんと石井は「全部自腹」でニューヨークに渡っていった。

毎回テーマが違うオーディションに若手芸人が参加してネタを披露するバラエティ番組『有田ジェネレーション』で今年の夏、MCの有田哲平（くりぃむしちゅー）をはじめ、ケンドーコバヤシら審査員から大絶賛され、合格者として有田ジェネレーションズ入りを果たした石井てる美。東京大学工学部卒業・同大学院修了、マッキンゼー勤務、TOEIC990点（満点）、英検1級と近年増加している高学歴芸人の中でもトップクラスの経歴を持つ石井だが、お笑い芸人に転身して7年、なかなか表舞台で活躍することはできなかった。

ヒラリー・クリントン氏のモノマネは、彼女が大統領選に出馬表明する以前から地道に続けてきたネタである。だが石井がこのモノマネをライブで披露しても、「誰？」と観客の反応は今ひとつだったという。しかし今年7月、民主党から大統領候補としてクリントン氏が正式に指名されると、石井のヒラリーのモノマネも俄然注目されるようになってきたのだ。

こうなると第45代アメリカ大統領にはぜひヒラリー・クリントン氏になって欲しい―と石井は切望しているはずだ。しかし米メディアは当落を決する選挙人獲得数の予測でトランプ氏がクリントン氏との差を詰めてきているとして、大混戦のまま8日の投票日を迎えることとなった。

この状況にいても立ってもいられなかったのか、なんと石井は昨日、「ちなみに全部自腹」として自費で米ニューヨークに向けて日本を旅立ったのだ。これには同じ芸人仲間の平野ノラも「ヒラリーがヒラリーに会いに行く！　OKバブリー！　気を付けて行くんだゾ　ウィンク！」（原文ママ）と石井の旅立ちを応援している。

途中、ミネアポリスでの乗り継ぎが間に合わないなど少々のスケジュール変更はあったようだが、無事ニューヨークに到着した石井。ニューヨークに入ると早速、「ニューヨーカーは8割ヒラリーに入れるんじゃないか」「トランプはクレイジーで怖いからトランプが大統領になったらアメリカを出て行く」とタクシー運転手との会話を公開した。

その後タイムズスクエアで大統領選グッズなどをチェックし、ヒラリー・クリントン氏の開票所となるジェイコブKジャビッツコンベンションセンターに近づこうとするも警官に止められている。

さすがにヒラリーの扮装はしていないが、完全に自腹で現地を訪れ、流ちょうな英語で現地をレポートする石井てる美。引き続き彼女ならではの視点で、リアルタイムレポートを公開してくれそうだ。ヒラリー・クリントン氏が勝利した暁には是非、現地から決め台詞「God bless you～」をあの姿で披露してもらいたい。　



出典：https://www.youtube.com
（TechinsightJapan編集部　みやび）