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【海外発!Breaking News】実兄にレイプされ12歳で出産 スコットランド女性、苦難乗り越え第2子を妊娠中

TechinsightJapan / 2017年3月2日 22時0分

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2006年にわずか12歳にして妊娠・出産を経験した少女は、当時イギリスで最も若い母親と呼ばれた。そして少女の子供の父親が、実兄であったというニュースは人々を震撼させていた。それから11年。現在23歳になるテレッサ・ミドルトンさんはパートナーとの間に第2子を妊娠中だ。英紙『Mirror』が伝えている。

英スコットランドにあるウエスト・ロージアンのバスゲイトに暮らすテレッサ・ミドルトンさんは、このたびの妊娠を知った時「少し泣いた」そうだ。その涙は喜びと悲しみの両方だった。というのも、お腹の子はテレッサさんにとって「第2子」であり、現在どこかで暮らしているであろう娘のことを思わずにはいられなかったからだ。

当時16歳だった実の兄ジェイソンにレイプされ妊娠した時、テレッサさんはわずか11歳だった。そして12歳で出産。2年間は母親のサポートを受けながら娘を育てていたもののテレッサさんは精神的不安に陥り、これまで隠していた「兄にレイプされた」という事実を家族に打ち明けた時、テレッサさんと女児の運命が決まった。女児はテレッサさんから引き離され、後に養子縁組されることとなった。

それから3年、テレッサさんは保護施設を出たり入ったりしながら飲酒やドラッグに溺れる日々を送った。兄にレイプされたという事実だけでなく、お腹を痛めたわが子を手放してしまったことへの罪悪感から自暴自棄になり、2011年には1日400ポンド(56,000円)をヘロインに費やしていたという。

そんな人生の底辺にいたテレッサさんを救ったのが、現在のパートナーであるダレン・ヤングさん(30歳)だ。付き合って7年になる2人は今から1年半ほど前に子供を望むようになったそうだが、過去の出来事を忘れることができないテレッサさんは常にトラウマとの葛藤に苦しみ、ダレンさんとの子供を流産した時には「私が娘を手放した呪いでは」とさえ思うほどだったそうだ。

「子供にはより良い人生を送って欲しい」という気持ちで手放したテレッサさんの娘は、半年に1度は手紙を寄越していたという。手紙を通して娘の近況を知ることがテレッサさんには何よりの癒しだったが、いつからかその手紙も途絶えた。

「娘は、前向きに生きて行こうとしたんだと思います。だから私もダレンとの間に子供を持つことを決心しました。でも新しく子供が生まれても、この子は最初の娘の代わりではありません。あくまで娘も私の家族の一員です」とテレッサさんは言う。

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