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【海外発!Breaking News】ビキニラインの脱毛処理をした女性、感染症で命の危機に(英)

TechinsightJapan / 2017年4月29日 23時8分

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ビキニラインの脱毛処理がまさか命を脅かすことになろうとは誰が想像できるだろうか。英サウス・ヨークシャー州に住む女性もいつものように脱毛処理をしたのだが、これがとんでもない結果をもたらすこととなってしまった。英紙『Mirror』ら複数メディアが伝えている。

サウス・ヨークシャー州シェフィールドに暮らすダナ・セジウィックさん(44歳)が命の危機に瀕したのは、2012年5月のことだった。

「多くの女性がするように自分もビキニラインを剃った」とダナさんはいつものように新しい安全剃刀で脱毛処理を行った。しかしその2日後、体調に異変が起こったという。

眩暈と吐き気を覚えたダナさんは、股に小さなニキビがあるのを見つけた。ダナさんは「剃った時に赤い発疹ができることはよくあるので、別に気にも留めていなかった」そうだが、その小さなニキビは出血し続けており、気分も優れないことからかかりつけのGP(診療所)へ出向いた。

ダナさんはニキビ部分のまわりを綿棒で拭き取り細菌を調べる「スワブ検査」をしてもらい、抗生剤を処方され帰宅した。しかし自宅のベッドで横になっていた時に、18歳の長女がダナさんの脚が赤い発疹で覆われているのを見て尋常ではないことに気付いた。さらにGPから深刻な細菌感染症になっているので再検査が必要だと連絡を受けたダナさんは、夫マシューさん(47歳)の車でGPに向かうも、車を降りたところで意識を失い倒れてしまったのだ。

ダナさんは救急車でノーザン・ジェネラル病院の緊急医療病棟へ搬送され、そこで壊死性筋膜炎を患っていることが分かった。股部分にあった小さなニキビが原因でダナさんの脚は組織壊疽を起こしており、医師らはダナさんの脚の壊疽を少しでも止めようと10時間以上にも及ぶ治療を施し、感染していた皮膚部分を18センチほど切り取って背中の皮膚を移植した。

しかしその間、ダナさんは敗血症を発症してしまった。腎不全となり心臓が4回も停止する敗血症性ショックで生存率は30%とされ、医師は少しでも生存率をあげようとダナさんを9日間人工的な昏睡状態に置いた。

ダナさんは目が覚めた時、自分の両脚が包帯でぐるぐる巻きになっている姿を見て交通事故にでも遭ったのかと思ったという。医師から「脱毛処理をしたことを覚えているか」と聞かれ、思い出したダナさんに医師は「ニキビが感染症を起こしたんですよ。生存できたのは運が良かった」と言われたそうだ。

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