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【海外発!Breaking News】山頂で大麻吸引の登山者 自力で下山できず救助隊が出動(英)

TechinsightJapan / 2017年9月28日 21時0分

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ボランティアで成り立っている山岳救助隊や航空救助隊は緊急事態に備えて、労力や時間、費用を少しも無駄にはできないそうだ。ところが今回、何とも呆れる理由で下山できなくなった登山者から通報を受けて、3時間以上にもおよぶ救出劇が繰り広げられた。『Daily Record』『Metro』『The Guardian』などが伝えている。

9月23日午後6時半頃、英カンブリア州にあるカンブリア警察に緊急通報が入った。通報者はイングランドでは最高峰とされる湖水地方のスカーフェル・パイク(標高978m)に登山した4人で、下山することができないという。

グレーター・マンチェスターから来た20代とみられる4人は、観光で湖水地方を訪れていたようだ。軽い気持ちで登山を試みたのだろう、スカーフェル・パイクの頂上に達した4人はなんと大麻を吸引したのである。すると気分がハイになり、歩行が困難となって自力で下山することができなくなった。同警察はワズデール山岳救助隊の協力を得て一行を捜索、通報から3時間以上経った午後9時45分頃、4人を無事に麓まで誘導した。

この日、同警察はツイッターに「大麻を吸って下山できなくなったと通報あり。山岳救助隊や航空救助隊、救助ヘリコプターを配備しなければならない事態となりました。呆れてものも言えません…」と投稿している。

各地域に所属する救急医療搬送「Air Ambulance(エア・アンビュランス)」は英政府の支援を受けておらず、燃料や設備費などは全て慈善団体や市民の寄付によって賄われており、ボランティアたちの活動により運営されている。今回のような出動でも、かかる費用は莫大だ。このニュースを知った人々からは「4人に費用の請求をするべき」「なんていい迷惑。愚か者」「どれだけハイになったんだ。山の頂上(High Mountain)でハイになるなんてジョークにもならない」といった批判が相次いだ。

カンブリア警察のジャスティン・ビバイ警視は「だから山を甘く見てはいけないのです。登山の安全は自分で責任を持たなければいけません。我々の優先すべきことは登山者の安全ですが、登山者は適切な装備で十分な食料を持ち、使い方を知っておくことが大切です。23日の山岳救助隊は他の登山者の救助にもあたっており、非常に多忙でした。アルコールやドラッグなどは判断力を無くしトラブルを起こしやすくなります。山にはそのようなものは必要ありません」と話している。

なお救助された4人は、逮捕には至らなかったという。

画像は『Daily Record 2017年9月24日付「Four climbers rescued from England's tallest mountain after getting too high ... on cannabis」(Image: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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