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【海外発!Breaking News】「恥ずかしい」「B級アダルト映画の撮影?」クリスマスイルミネーションが物議(伊)

TechinsightJapan / 2017年12月18日 5時0分

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先日、英国ウェスト・ミッドランズのウォルソールの街を彩るクリスマスイルミネーションが「まるでパンツを干したよう」と苦情が殺到していることをお伝えしたが、イタリアのある街では男性の体のアノ部分を想像させるとんでもないイルミネーションが登場し、ネット上で物議を醸している。

イタリア中部、アドリア海に面した人口約4万人の街チヴィタノーヴァ・マルケ(Civitanova Marche)。この街にあるXXセッテンブレ広場(piazza XX Settembre)のヤシの木に施されたイルミネーションは、イタリアらしく一見すると非常に華やかである。

だが少し離れた場所から眺めてみると、その形に仰天させられる。真っ直ぐに伸びた幹の先に突起がついたようなその形は、まるで男性器を思わせるからだ。ヤシの葉の部分まで電飾が施されているが、これが突起部分の頂上から空中に噴水のように広がっているため、射精しているようにも見えてしまうのだ。

しかしチヴィタノーヴァ・マルケ市は、これに性的な意味を込めたわけではない。同市には2年前からクリスマスシーズンになるとこのイルミネーションが登場していたが、男性器のようだと感じた人はなんと今まで誰もいなかったそうだ。

それが今になって、なぜ騒がれるようになったのか。きっかけはイタリアのニュースサイト『Cronache Maceratesi』がこのイルミネーションを写真付きで紹介し、さらに作家のジョルダーノ・ブルーノ・グエッリ(Giordano Bruno Guerri)氏が自身のツイッターに「チヴィタノーヴァ・マルケではクリスマスはこうやってお祝いされるらしい。イエス・キリストが全く違った方法(聖母マリアの処女懐胎)でこの世に誕生したってことを、多分皆は忘れているんだな」というつぶやきとともにこの写真を投稿したからであった。このニュースと写真は瞬く間に拡散し、「恥ずかしい」「セクシーなイベントなのかと思った」「B級アダルト映画の撮影してるの?」「ここはプライベート・クラブ?」「ちょっとやりすぎでしょう」といった声があがった。

だがこの騒ぎに対して、チヴィタノーヴァ・マルケの市職員達は「このイルミネーションが、チヴィタノーヴァ・マルケを訪問する観光客の増加に繋がるといいですね」と冷静である。同市の評議員マイカ・ガベッリエリ(Maika Gabellieri)氏もニュースサイト『il Resto del Carlino』のインタビューで「私達はこの出来事で多くの人を笑顔にしました」と余裕の対応を見せているが、一方で「将来的には別の方法について話し合うかもしれません」とも述べているため、このイルミネーションが楽しめるのは今年で最後になってしまうのかもしれない。

画像は『GiordanoBrunoGuerri 2017年12月9日付Twitter「A Civitanova Marche festeggiano il #Natale」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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