【海外発！Breaking News】「プレゼントは欲しいけど、お兄ちゃんはいらない」9歳女の子がサンタへメッセージ（カナダ）

カナダのニューファンドランド・ラブラドール州セントジョンズに住むジェニファー・マーフィーちゃん（Jennifer Murphy、9）がこのほど、自宅前の雪の上にサンタクロースへの願い事を書いた。その内容がSNSで「面白い」と話題になっている。『Global News』『CBC.ca』などが伝えた。

「サンタさん、うちに立ち寄ってください。プレゼントは置いていってね。でもお兄ちゃんは連れて行っちゃって。」

また自宅脇には「私も努力はしました。だけどうちのお兄ちゃんはサイテーなんです」とサンタへのメッセージはさらに続く。ジェニファーちゃんは母ジョアンさんと雪遊びをしていた時に、このジョークを思い付いたそうだ。ジョークやいたずらが大好きというマーフィー一家、ジョアンさんはさっそくこの光景を写真に収め息子のライアンくん（13）に送った。

ライアンくんはジェニファーちゃんの書いたメッセージに怒ることもなく、笑っている絵文字を返してきたという。ジョアンさんは「次に大雪が降ったら、今度はあなたがジェニファーに返事をする番ね」とアドバイスをしたそうだ。

真っ白な雪の上に赤いスプレーで書かれた大きな文字は近隣住民の間でも噂になり、そのうちの1人が地元のラジオ局に画像を送っている。またジョアンさんも自身のFacebookに動画を投稿したところ、1万6000回の再生回数を記録した。

「お兄ちゃんはいらない」―兄弟姉妹がいる人なら一度は経験したことがあるだろうこんな想いを雪にデカデカと書いたジェニファーちゃんと、それを笑い飛ばすライアンくん。どこにでもある兄妹の日常だが、クリスマス前になんとも微笑ましいエピソードである。

なお、ニューファンドランド・ラブラドール州セントジョンズはカナダ国内で年間降雪量が一番多いと言われている。ライアンくんからの返事が見られる日が近いかもしれない。

画像は『CBC.ca　2017年12月19日付「Leave presents， take brother! Sister’s message for Santa packs a punch」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）