【海外発!Breaking News】ドーム型屋根の大型教会に男が発砲 「エイリアンを乗せたUFOかと思った」(米)
TechinsightJapan / 2018年1月15日 18時15分
凶悪犯が強盗などを働くために銃を使用、あるいは愛憎のもつれや怨恨が背景にある射殺事件などが頻繁に起き、さらには“世も末の銃社会”と苦笑せざるを得ない、あまりにも短絡的で浅はかな動機による発砲事件も絶えないアメリカ。このたびの話題はミシガン州のとある教会から飛び出した。
ミシガン州オークランド郡で10日午前5時頃、トロイ市リヴァーノイズ・ロードにあるザイオン教会(Zion Church)の建物に向かって男が発砲する事件が発生した。『C&G Newspapers』が伝えたところによれば、教会は大型で屋根はスタジアムのようなドーム型をしており、男はそれをUFOと勘違いして「市民がエイリアンに攻撃される」などと叫びながら発砲を続けた。教会のガラスを突き破り壁に刺さった銃弾も確認されている。
教会のジェアド・ウィズナー牧師が出勤したのは発砲事件の1時間後であった。早朝ということもあり負傷者の報告はないが、周辺には大学や子供向け教育施設があり、人々の命を危険にさらした罪は重いとしてトロイ市警は40歳の男の身柄を拘束した。ただし精神疾患が疑われるとして現時点では男の氏名などを明らかにしておらず、市警はこの事件を地方検事局に送致。起訴はまだ確定していないという。
なおこの事件の通報者は本人であった。男は発砲後、自ら警察に電話して「エイリアンを乗せたUFOが着陸したため銃撃してやった」などと告げていた。警察ではその電話番号から自宅を割り出して男の逮捕に向かい、教会の壁にのめり込んだ銃弾と同じ口径9mmの拳銃を不法に所持していることを突き止めたという。
画像は『C&G Newspapers 2018年1月12日付「Man fires shot at church he thought was a spaceship filled with aliens」(Photo by Terry Oparka)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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