【エンタがビタミン♪】高見沢俊彦、初の長編小説『音叉』完成 「かなり刺激的な時間だった」
TechinsightJapan / 2018年3月3日 16時15分
THE ALFEE・高見沢俊彦の初の長編小説『音叉』(おんさ)がこのたび完成した。昨年8月に小説誌『オール讀物』9月号(文藝春秋)で『音叉』第1話を発表して小説家デビューを果たし、その後不定期連載を続けてきたが、最終話となる第4話が3月22日発売の同誌4月号に掲載される。執筆を終えた高見沢は「かなり刺激的な時間を過ごすことが出来ました」とコメントし、早くも次回作への意欲も見せている。
高見沢俊彦が初めて執筆した小説『音叉』は、プロデビューをめざす若者の恋と葛藤をえがいた青春小説。自身も影響を受けた、学生運動、フォーク、ロック喫茶など、若者文化が花開いた70年代が舞台となっている。
昨年8月に実施したインタビューで、高見沢は「『音叉』をまず完成させたい」と語っていたが、このたびそれが実現したことが分かった。その際には「主人公が独り歩きしていくので、そこをセーブしながら書いていますが、なかなか面白いです」「楽しいですよ、新しい扉を開くのは」と元々読書家である彼だが、書き手として楽しみながら執筆している様子も話していた。
『音叉』完成にコメントを寄せた高見沢は「不定期連載という、何もかもが初めての経験でしたが、かなり刺激的な時間を過ごすことが出来ました」と充実した様子をうかがわせ、「思いがけない登場人物がキーパーソンになったり、思わぬ方向に物語が動いたり、ギターでいうと長い間奏のアドリブ・フレーズを文章にしたような感覚です」とギタリストらしく表現。そして「書き終わった今、次はこのテーマでという構想がいくつかあります。これで終わりではなく、ここを始まりとして、今後も自分なりの小説の世界を広げていきたいと思います」と次回作へもやる気を見せている。
執筆名は『高見沢俊彦』の「高」を“はしごだか”に、「沢」を「澤」にしており、そこにも“小説家”としての彼の意思やこだわりを感じさせる。次回作も期待だ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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