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【海外発!Breaking News】嫉妬のあまり毎日スマホをチェック 恋人を束縛しすぎた男に懲役刑(英)

TechinsightJapan / 2018年8月6日 4時0分

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身体的な危害は当然のこと、恋人を精神的に追い詰めるのも立派な虐待だ。このほどイギリスで、ソーシャルメディアを通して知り合い交際していた女性に精神的虐待行為を働いた男が逮捕され、懲役刑を科せられた。『Metro』などが伝えている。

グレーター・マンチェスター、ボルトンのホーウィッチに住むマシュー・ベイリー(24歳)は、今年の4月にInstagramを通してモリー・カンリフさん(19歳)と知り合った。2人が交際を初めて数日経った頃、マシューは本性を現した。

モリーさんは、マシューに異常なほどの嫉妬心と独占欲を示され、行動をコントロールされるようになった。マシューは頻繁にモリーさんのスマホをチェックし、モリーさんがInstagramやFacebookなどのソーシャルメディアで同性愛者以外の男性とメッセージをやり取りすることを許さず、Snapchatのアプリを削除し、メッセージの最後に親しみを込めたキスのマーク「X」を残すことを禁じた。

スマホのチェックだけでなく、マシューはモリーさんの着る服にも指示を出し、モリーさんの居場所を証明することも強要した。パブで口論になった際には、ビリヤードのキューで脅されたこともあったようだ。ある朝、30回も電話をかけ続けられ、モリーさんは堪忍袋の緒が切れて警察に通報した。このたびマンチェスター治安裁判所で行われた裁判に出廷したモリーさんは、元恋人から受けた精神的苦痛をこのように語った。

「彼は毎日私のスマホをチェックしていました。一緒にいる時でさえそれを止めなかったのです。不快感を伝えると、もうしないと言うのですが再び同じことを繰り返しました。私は彼の束縛のせいで、家族や友人にさえ会うことができませんでした。もう一緒にいたくないと思い彼の電話番号をブロックしたのですが、脅迫してきたのでそれを解除せざるを得ませんでした。別れた後も彼は電話で私や家族を殺すと脅し、彼の友達の1人も電話をしてきて私を非難しました。」

マシューには、交際中の相手をコントロールし威圧的な態度で接した罪で有罪判決が下され、6か月間の実刑を言い渡された。加えて5年間はモリーさんへの連絡を一切禁じること、735ポンド(約10,700円)の裁判所費用および課徴金を含むモリーさんへの損害賠償金支払いを命じられた。

なお、マシューは法廷で「自分はなにも悪いことをしていない」と行為を否認したという。

画像は『Metro 2018年8月1日付「Boyfriend jailed after telling girlfriend not to put kisses on messages to other people」(Picture: Cavendish)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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