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【海外発!Breaking News】警察官がC型肝炎の容疑者に噛みつかれる 「警察は社会のサンドバッグ的扱い」(英)

TechinsightJapan / 2018年9月1日 20時0分

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罪を犯した者を捕えるために、日々危険と対峙する警察官。逮捕時に予想外のリスクが降りかかることもあるだろう。このほどイギリスのある警察官が、逮捕時にC型肝炎を持つ容疑者から噛みつかれたことで治療を余儀なくされてしまった。『Metro』などが伝えている。

英ウェスト・ヨークシャー州警察に勤めるモーガン・テイラー警官は、8月27日の夜にある男を逮捕したが、その時に手を噛まれ傷を負った。容疑者の男はC型肝炎を患っており、テイラー警官は破傷風ワクチンに加えて、3週間コースの抗生物質投与を強いられ、危険がないとわかるまで3か月間で1コースのワクチン接種をしなければならない羽目になってしまった。

この件を血まみれになった手の噛み傷の写真とともにTwitterに投稿したテイラー警官は、「昨晩噛まれた。軽傷だが痛む。これから3か月間治療を要するなんて、気が遠くなるよ」と綴っている。なお、噛みついた男は現に身体傷害を惹起した暴行罪で起訴されている。

ウェスト・ヨークシャー州警察は、8月27日の休日を含む週には実に55人もの警察官が市民から攻撃を受けていることを明かした。うち21人は蹴られ、7人は唾を吐きかけられ、10人は殴られたという。同警察連盟のクレイグ・グランディソン副議長は、「特に休暇期間になるとこうした事件は増える傾向にあります。日々、警察官が危険な仕事に向き合っていることは明らかですが、政府のサポートが不十分なばかりに、警察や緊急サービスは社会のサンドバッグ的扱いを受けることが多いのです。このような行為は、法と秩序に対するリスペクトを欠いた、現代社会の悲しさの反映といえるでしょう」と苦言を呈している。

画像は『Metro 2018年8月30日付「PC needs injections after being bitten by man infected with hepatitis C」(Picture: MEN Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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