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【海外発!Breaking News】食の不毛地帯で美味探訪 スペインシェフが起こした革命・実食レポ<動画あり>

TechinsightJapan / 2018年11月21日 18時14分



ヨーロッパ、アジア、中東などなど若干、多国籍な味付けで舌が混乱し始めた頃、スペイン料理の代名詞であるパエリアが登場した。上記の写真はイカ墨のパエリア『ARROZ NEGRO』(6.75ポンド=約980円)。



こちらの方がお馴染みだろうか。『PAELLA DE POLLO』(5.95ポンド=約860円)は、見た目も味付けも我々日本人が想像するパエリアそのものである。前述のイカ墨のパエリア『ARROZ NEGRO』よりも若干リーズナブルな価格設定であるのは、『PAELLA DE POLLO』が鶏肉と野菜を具材としているのに対し、『ARROZ NEGRO』はイカをふんだんに使用しているためであろう。イギリスにも『Billingsgate(ビリングズゲート) Fish Market』という魚市場が存在する。何度か足を運んでみたが、さほど広くはない市場のなかで販売される様々な魚介類と比較してもイカ一杯の価格が高い。ちなみにオマール氏によると世界最大の魚市場が、先月閉じた日本の築地市場だとするならば、スペインマドリードには世界で二番目に大きな魚市場があるという。



続く八品目はこちらもすでに日本でもお馴染みエビのアヒージョだ。『GAMBAS AL AJJILO』(7.95ポンド=約1150円)のレシピは、オマール氏直々に『TAPAS REVOLUTION』の厨房で披露してもらった。エキストラバージンオリーブオイルを写真の小鍋のなかに贅沢に注ぎ込み、ニンニクを加えその香りをしっかりとオイルに染み込ませる。オマール氏曰く「ニンニクがオリーブオイルの中で踊り始めたら」エビを大胆に放り込む。魚介類の新鮮さが売りの一つでもあるスペイン料理のため、エビに過度な熱を通さないことが重要だという。味付けはシンプルに岩塩のみ。「日本人は魚介類がとても好きですよね。生の魚(刺身)を食べることもあるほどですから。この『GAMBAS AL AJJILO』なら日本の皆さんにも簡単に作っていただけると思います」とはオマール氏の弁。



パブ発祥の地であり激戦区であるイギリスに単身乗り込んできたオマール・アリボイ氏(Omar Allibhoy)。本国スペインでは多くのグルメ番組に引っ張りだこのいわゆるカリスマシェフである。オマール氏の出演番組を見るとその人柄が伝わってくるが、実際に会った本人も写真のような満面の笑みで厨房に立ち、客やスタッフらとも家族のように接していた。

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