1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【エンタがビタミン♪】<高見沢俊彦インタビュー>2018年、今年の一文字は「激」! 現役で居続ける“パワーの源”は?

TechinsightJapan / 2018年12月22日 20時45分

■マラソンは人生にもリンクする
―曲のラインナップを見ていかがですか。
高見沢:最初はランナーのために書き下ろしていましたが、(実は)自分たちにもリンクするし、一般の方の生き方にもリンクするんじゃないかなと。マラソンを観ているとドラマチックな展開があって、本当に「シナリオのないドラマ」なんですよね。それって普通の方の人生にも通ずるものがあるかなと。アップダウンがあったりゴールを迎えたり…。



■敗者の背中を押せる曲を
―これらの曲に共通のテーマはありますか?
高見沢:共通のテーマは特別ないですけど、僕の中でのテーマは作っていました。もちろん皆さんを勝者にしたいと思いますけど、勝者は1人しかいないから残るのは圧倒的な数の敗者ですよね。その敗者のために、また次に走り続けるために背中を押せる楽曲にしようと毎回思っていました。そこは自分で意識的に考えましたね。(これらの曲を)作っている間に(THE ALFEEも)30周年、40周年を迎えて…長いレースみたいなものだよね。自分たちにも歌って言い聞かせているという思いもあります。

■頑張っている人には「頑張れ」と言いたい
―聞く人たちに向けて…だけでなく、自分たちにも…だったのですね。
高見沢:『もう一度ここから始めよう』でも(歌詞の)「頑張ろうぜ」って自分に…ですからね。今、「頑張れ」と人に言ってはいけない傾向がちょっとあるじゃないですか。僕は頑張っている人には「頑張れ」と言いたい。そこは歌の力でどうにかなるか分からないけど、背中を押したいですね。なぜなら自分も頑張ってきたからね。いろんなものが一回ではできなかった。すぐにはヒットも出なかったし、(中学時代に部活動で熱中していた)バスケットボールのジャンプシュートも人の何倍も練習しましたからね。

■イメージが合えばバラードもマッチする
―中継ではランナーが走っている映像に合わせてイメージソングがかかりますが、走っているリズムがあるので、バラードは最初合うのかなと気になりました。実際に番組を観るととても良かったのですが…。
高見沢:やはり映像、生(なま)に勝るものはないですね。必死で走っている姿があれば、アップテンポであろうと、バラードであろうと、イメージが合いさえすればうまくいくだろうと感じていました。最初のバラードは(1994年の)『風を追いかけて』でしたね。そこでうまくいったので、その後は番組の方から「バラードでお願いできませんか」と依頼された年もありましたよ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください