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【海外発!Breaking News】複数のペットを飼育放棄した女 10年の飼育禁止令も、判事「犬は飼ってもいい」(英)

TechinsightJapan / 2019年2月11日 17時20分

アリソン捜査官が語ったところによれば、犬だけは19匹とも健康状態は良好だったという。今年2月5日にアバディーンの州裁判所に出廷したスミスは、ペットに適切な食事や環境を与えず、獣医にも診せず、不潔な状態でペットを飼育放棄していた罪5件を認めた。しかしスミスの弁護人は、次のように擁護した。

「依頼人とパートナーはもともと2匹の猫を飼っていた。しかし敷地内に野良猫が入り込み仔猫を産んで放置した。その後は次から次へと猫が子を産み、数が増えたようだ。依頼人のパートナーは仕事を失いうつ状態になっており、一日中ベッドの中にいる。そのため依頼人は4歳、5歳、9歳という幼い3人の我が子を含め、犬猫やアヒル、鶏など全ての世話をしなければならなくなった。依頼人は自分が間違ったことをしたことを認めており、SSPCAの訪問を受け、ペットを引き取ってもらえたことに安堵しているようだ。自ら助けを求めてSSPCAに連絡しなかったのは、他にしなければならない用事で忙しかったからであり、当時19匹飼っていた犬も今は8匹しか飼っていない。今後は6匹に減らすつもりだと依頼人は話している。」

法廷では、スミスの無責任な飼育放棄に対して、検察側が全ての動物を飼育禁止にするよう判事に要求した。しかし判事はこれを拒否。犬以外の動物飼育を向こう10年間禁ずることをスミスに命じ、6か月後の8月6日の出廷を命じた。スミスには、半年先の法廷で犬をどのように飼育しているかを問われると同時に、最終的な判決が下されることになるという。

しかし、多くの動物の世話を満足にしていなかったスミスが、犬だけは飼育を許可されたという事実に疑問を抱く人も少なくない。このニュースを知った人からは「よくもそんな残酷なことができるわね」「なんでこんな奴にまだ犬の飼育を許可するんだ!」「どんな動物でも一生涯飼育禁止にするぐらいの判決を与えるべき」「犬を飼っていいと判事が許可したことに驚かずにはいられない」「人間に対しても動物に対しても、法律をもっと厳しくすべきだ」といった声があがっている。

画像は『Evening Express 2019年2月7日付「North-east woman admits ‘disgusting’ neglect after five cats left to die」(Scottish SPCA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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