【海外発!Breaking News】全身タトゥーに700万円以上かけた2児の父 「後悔は全くしていない」(豪)
TechinsightJapan / 2019年2月12日 21時23分
タトゥーを彫るといっても、隠れる部分に1か所彫るだけの人もいれば見える部分に派手に入れる人もおり、その様々なタトゥーには本人の思いが込められているといってもいいだろう。このほど、体の99%をタトゥーで埋め尽くしたオーストラリアに住む男性のニュースを『Brisbane Times』『The Sun』などが伝えた。
ニューサウスウェールズ州ブレードウッド在住のブレット・クロスさん(42歳)は、愛妻ドロシーさん、12歳と生後7か月の2人の息子たちと日曜日には家族揃ってスーパーへ買い物に行く家族思いの父親だ。しかし次男を乗せたベビーカーを押しながらスーパー内を歩くブレットさんの姿は、常に周りから注目される。というのもブレットさんは頭の先から足の先まで、プライベートな部分を除きほぼ全身がタトゥーで覆われているからだ。
ブレットさんがタトゥーに惹かれたのは2003年だった。当時、愛妻ドロシーさんへの献身的な思いを捧げようと、腰にドロシーさんの名前を彫ることを思いついたブレットさんは、タトゥーイストのジョージ・シアトスさんの店を訪れた。するとそれ以降、「もっとタトゥーを入れたい」と思うようになった。
「1回彫ったらまた次、というように病みつきになりました。ジョージから『彫り続けるなら派手にやらないと。小さいタトゥーばっかりだとかえって不格好に見える』と言われたこともあって、タトゥーを彫り続けたんです。」
2か月に1回2時間のペースで店に通い、時間にして合計およそ750時間、日数にして31日間、そして約9万豪ドル(約704万円)の費用をかけて、ブレットさんは1か所を除いて全身にアニメキャラクターや女性、魚、星など色々なデザインのカラフルなタトゥーを彫った。その派手なタトゥーから強面に見えてしまうが、ブレットさんは穏やかで物静かな男性のようだ。
「タトゥーがない自分だと、きっと街を歩いていても誰も注目しないけど、全身カラフルなボディーアートがあることで周りからの注目はいつも浴びていますよ。大抵はポジティブな声掛けをしてくれるので気分は悪くないです。でもやっぱり中には、『子供をあんたのようにさせたらダメだ』と言ってくる人もいます。私は、もし将来息子たちがタトゥーをしたいと言っても、本人たちが秩序ある生活をしていて、他人に不快を与えないようなものであれば、別に構わないと思っています。それに私は、ここまでタトゥーを彫ったことを全く後悔していません。」
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